二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン短編集 ( No.116 )
日時: 2012/04/15 14:23
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

〜グリーン×リリス〜

それは1番道路での出来事
マサラタウンの少年、グリーンはトキワジムに戻ろうとしていた

(ハァ…近いのはいいが、レッドたちに遭遇するとは…)

彼の言うレッドとは同じくマサラタウンの少年のことである

(さて…トキワジムに戻るか)

彼はそう思いながら歩いていると

「きゃあ!」

少女の悲鳴が聞こえた
彼はこういうめんどくさそうな事には関らないのだがちょうど目の前で起きていたのだから仕方ない

「リザードン、火炎放射」

野生のポケモンは少女から離れて逃げた

「あ、ありがとうございます…!」
「何でポケモンで戦わない」
「へ…?」
「もしかしてポケモンを持っていないのか?」
「あ、いえ!ポケモンはもってます!けど…」
「けど…?」
「一瞬で負けちゃって…」

少女曰く自分が弱すぎてすぐに負けて、逃げようとしても逃げられなかったらしい

「そうか…」
「あの!もしかしてトキワジムのグリーンさんですか?」
「ああ…」
「修行、手伝ってくれませんか!?」
「は!?」

言ってる意味がわからなかったがすぐ理解した

「弟子にしろと?」
「はい!」

ハァ…なんて少女だ

「別にいいけど…」
「ありがとうございます!」

少女は喜んでジャンプしている

「危ないぞ」
「え…きゃあ!」

…こけた
危ないって言ったのにな…

「あたた…」
「大丈夫か…えっと…」
「リリスです!マサラタウンのリリス!」
「よろしくな、リリス」
「はい!」

その後、リリスが強くなることはなかった


(何で強くならないんだ)
(えっと…才能がない…のかな?)