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〜カイ×ブルー〜

「おい！お前金出せや！」

マサラタウンの南側で一人の少年が囲まれていた

「えっと…俺金持ってないです！」
「嘘つくなぁ！」
「ひぃ！」

少年は怯えて何も出来ないようだった

「カメちゃ〜ん、ハイドロポンプ！」
「へ？」
「うわああああ」

少年の周りにいた奴らはどこかに吹っ飛んで行った

「そこの少年、大丈夫？」
「あ、はい！」

その人は茶色のロングの髪に青色の目

「綺麗だな…」
「ん？」
「あ、ジロジロ見てすいません！」

俺より…年上かな？

「いいわよ別に、私はブルーよ。貴方は？」
「あ、俺はカイです！」

ってブルー？
まさか…同じ年齢！？
嘘だろ…

「強いですね…」
「あら？貴方も強いでしょ？」
「え？」
「カイ、マサラタウン出身。ポケモンリーグ第5位」

あ…

「知ってたんですか？」
「まぁね♪」




○●




「ブルーさんは…」
「ブルーでいいわよ」
「えと…ブルーは…気になる人とかいる？」
「う〜ん、いないわね」

…ピキーン
わかったわ
この少年…あたしに恋に落ちたわね☆

「あの実は俺…！ブルーが…」
「…言わないでね」
「へ…？」
「あたしはそれを受け入れられるかわからないの」




○●




まさか…わかってるの？
俺が…ブルーのことがすきだって…

「でも…」
「大丈夫よ♪また会えるから」
「…」
「そのときに言って？」
「うん！」

絶対に…必ず！