二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン短編集 ( No.118 )
日時: 2012/04/15 15:11
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

〜シン×イエロー〜

トキワの森——
一人の少女が寝ていた

「おりょ?先客?」

そこに一人の少年が来た
少年はここで寝る予定だったようで枕を持っている

「まぁ…横で寝ればいっか」




○●




「誰!?」

目がさめると横に知らない少年が寝ていた

「綺麗な黒髪…」

少年の髪は漆黒で太陽の光でキラキラ光っている
そしてすごくサラサラだった

「ホントに綺麗だな…」
「ん…」

あ、起こしちゃったよ!
どうしよどうしよ!

「あ…さっきの先客さん」
「あ、どうも」

あれ?怒ってない

「怒らないですよ、まぁ、寝すぎはダメなんで」
「え?」
「あ、すいません。また心読んじゃった」
「まさかそういう力が…?」
「あ、まぁ…」




○●




「気持ちいいですね」
「そうだね」

先に話を持ちかけたのは少女だった

「私、トキワの森のすぐそこが家なんですよ」
「いいですね〜」
「そう言えばお名前は?」
「僕はシン」
「私はイエローです」

イエロー…か

「髪と同じ名前だね」
「あ…はい」

まぁ…僕からしたら髪は陽色だけど

「あのさ…」
「何でしょうか?」
「また今度会えない?」
「いいですよ!」




○●




「じゃあまた明日!」
「ここで会いましょう!」

二人は約束した
翌日、二人とも知り合いを連れてきたのは言うまでもない