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〜ゴールド×サーラ〜

「待ちなさーい！」

一人の少女がコガネシティで走っていた

「待てといわれて待つか！」
「うう！追いつかない！」

少女が諦めそうになった時

「待ちやがれええええ！」

一人の少年が少女を追い越して行った

「ぎゃあああああ！」
「金払ええええええ」




○●




二人が追いかけていたのはデパートで物を盗んだ窃盗犯

「感謝するわ！」
「別にー俺が買いたかったものを盗んだからだけど」

な、なんて不良なのかしら…

「そういえばあなた名前は？」
「…ゴールドだけど？」
「ゴールドね！覚えておくわ！」

そう言って少女が歩いて行った




○●




「ってお前の名前は！？」
「え？」
「俺にだけ聞いて帰るのかよ」

え…。って顔してんなこいつ

「サーラよ」
「は…？」
「だからー！私の名前！」
「サーラ…か」
「ワカバタウンのサーラ！よろしく！」

そう言って走っていった
ん？ワカバタウン？
同じ町？つーことはワカバに戻ったら会えるのか
会いに行ってみるか…って家に戻るだけだからな！