二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ポケモンの】一つの花から生まれた子【短編集です】 ( No.135 )
日時: 2012/04/27 20:14
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

ルナで「深海少女」




孤独の海に沈んだ私 目を開けるのも億劫
このままどこまでも沈んでく 誰にも見つけられない きっと

どこに行って、何をすれば? ふと射し込む一つの光
手を伸ばせば届きそうなのに 手を引いてしまった

あれは一体なんだったのかな あたたかくて明るかった
無意識に攻撃してしまった 嘘つきは誰?

闇夜の少女 まだまだ沈む
暗闇の彼方へ閉じこもる
闇夜の少女 だけど知るため
心惹かれるあの人を見つけたのに

朝も夜も無かったこの場所 なのに眠れない日は続く
自由の翼、大きく広げて 泳ぐあなたは奇麗だった

そしてまた光は溢れる 見とれていたら目が合った
気付いてこっちを見ているあなたに 嘘つきな私…

孤独の少女 わざわざ沈む
暗闇のさなかに赤い頬
孤独の少女 ハダカの心を見せる勇気
黒い海がまだ許せない

こんなにココロは汚れてしまった 笑顔も醜くゆがんでいった
誰にも合わせる顔なんて無いの もう放っておいてよ!

声にならない気持ちが溢れてとける
次の瞬間、貴方が突然姿を消した

心配性の 彼女は焦る
闇が彼を隠し独りきり
限界少女 その手をあげる

「ほらな、あんたも素敵な色を隠してた」

孤独の少女 腕を引かれる
歌う祝福のマリンスノー
独りの少女 もっと知りたい
心惹かれるあの人を見つけたから

この海を出て 今飛び立つの