二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ポケ短】一つの花から生まれた子【リク募集中なのです】 ( No.161 )
日時: 2012/05/30 22:05
名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)

※ちょっとシリアスかも
※トウナノ、サトヒカ要素が出ます
※軽くトウヤが惚気てます












「でな、その子ナノハっていう子でな!スッげー可愛いんだよ天使かと思うぐらいにさぁ」
「はぁ…」
「でな!その笑顔で名前を呼ばれたらさ…」

俺…何やってんだろう
サトシは心でそう思いながら一応聞いていた


※DPPt軸でヒカリを待ってます


「サトシ君は彼女いるんだよね?」
「あ、はい。トウヤさんもですよね」
「そうだよ!さっきから言ってたナノハが彼女」

あぁ…さっきの彼女の自慢なんだ
のろけかな?

「あの… 「サトシ君は好きな人に会えなくなったらどうする?」 え…?」

彼は急に話しを変えた
先ほどまで元気に笑顔で彼女の話をしていたのに

「もしかして、会えないんですか?」
「正解だよ。俺、イッシュのチャンピオンだから色んな所行かなきゃいけないんだ…ナノハにそんなこと言ったらあの子、着いてきちゃうし…」

俺もこの旅が終わったら違う地方に行くかもしれない
そうしたらヒカリとも会えなくなる…

「そんなの嫌です!」
「だよね、でもそれが運命で決まっていたら?変えられない運命だとしたら…君はどうする?」

決められた運命だとしたら…その時俺は…

「待っててもらいます」
「え?」
「俺だったら、俺だったらですよ?彼女を信じて待っててもらいます。それで帰ってきた時にぎゅっと抱きしめてあげればいいんですよ」

それが俺の選ぶ道だから

「サトシくん…」

彼の目は本気だった

「そっか…じゃあ俺もちゃんとナノハに話すよ。それでサトシ君と同じ行動をとる事にするよ」
「そうですか…」
「トウヤくーーーん!」

一人の女性がトウヤを呼ぶ

「サトシ君、引き止めてごめんね。ナノハも来たし…帰るよ」

じゃあね、と一言残し、彼はナノハと言う女性と帰っていった

「会えなくなったら、か」

トウヤの言葉を思い出す

『でもそれが運命で決まっていたら?変えられない運命だとしたら…君はどうする?』

とっさに答えたけど今は待たせられないと思う

「サトシー!」

ヒカリの声がする
笑顔で手を振っている
この笑顔が見れなくなる日、か

「運命なんて関係ないですよ(ポソリ」
「サトシ、なんか言った?」
「何でもなーい」
「サトシ大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!」
「何かだいじょばなさそう…」
「大丈夫だってば!」

だって未来よりさ

「今を大切にしたほうがいいからね!」

俺はそう思うんだけどね?



運命なんて関係ない



(やっぱりサトシ、どっかおかしいのかな?)
(どうしたヒカリ)
(何でもないよ!)