二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ポケ短】一つの花から生まれた子【リク募集中なのです】 ( No.168 )
日時: 2012/06/02 22:12
名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)
参照: ぴったり900文字だった

↑の歌を使って物語を少し書いてみることにした

「キミと一緒に」
※出会いシリーズとは違う
※というか物語でもない
※マリンの語り?
※前半はレ→マリ風味
※後半はすでに恋人






私は旅に出た
たった一匹のポケモンを連れて
ずっと一人で旅をしている
その旅の途中にとある少年…青年と出会った

「なぁなぁ、あんた強いんだな!」

彼の名はレッドと言う
気がつくと一緒に旅をしていた

「歩き続けてさ、あんたどこに向かってるんだ?」

ピタリ
歩くのを止め、立ち止まる

「どこに向かうの…か」

それはずっと前の話
光のポケモンは一つだけ願いを叶えてくれるといった

「生きたい」

それが私の一つ目の願い
そこで私の、たった一つの命は始まった

やがて私は何かを探すように旅に一度だけ出た
そのとき私はすぐに見つけた
でもそれは私じゃない誰かの…



旅から帰ってくるとオーキド博士に図鑑をもらった
そこはマサラタウン、私の大事な、大切な場所
私はまた、たった一つのふるさとを旅立った
そしてまた私は一人の青年と出会う
私は男運が良いのか悪いのか…

「何探してるんだ?」
「わからない」
「え?」

今も何かを探している
大きな瞳を輝かして、必死に探している
私のポケットの中には私のじゃない、大切なものが…

いくつもの 出会い
いくつもの 別れ
もちろん出会いがあれば別れもある
幻のような思い出も少しはある

「歩き続けて、キミはどこに向かってるんだ?」

仲間の一人に問われて

「わからない…」

空を見上げる

歩き続けてどこまで向かうの

「一緒に行かないか?」
「…喜んで」

キミと一緒にまた 歩き出そう

大地踏みしめ どこまでも行くよ

「助けておちる!」
「しょうがない」
「あぶなかったぁ…」
「ちゃんと踏みしめてないから」

歩いていると見覚えのある町に着いた

「あ、マサラタウン…」
「戻ってきたんだ…」
「なぁ…マリン」
「何?」
「結婚してくれ」

急の告白(いや、恋人同士だけど)に驚いてしまう、当たり前だけど

「ダメか?」
「…いいわよ」
「…!?」
「もちろん幸せにしてくれなきゃ…実家に帰っちゃうからね?」
「同じ町だろ?」
「そう言えばそうね」
「というわけでマリン」
「そういう訳だからレッド」

「「愛してるよ」」

目指したあの場所に 辿り着くの