二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケ短】一つの花から生まれた子【リク募集中なのです】 ( No.172 )
- 日時: 2012/06/04 23:47
- 名前: 桜咲紅葉 (ID: 07Anwjr8)
- 参照: 久しぶりの長編小説〜
【私と貴方の不思議な運命】
「あ〜ぁ、こんなに天気がいいのに私はブルーな気持ち…」
皆さんどうもこんにちはこんばんは、サーラです
なぜ私がこんなに落ち込んでるかはですね
「なんでゴールド、修行なのよ!!!」
そうなんです、ゴールドがまた旅にでたんです
しかも今回はイッシュ地方という遠い遠い場所なんです!
行くのに数週間、帰るのに数週間…
そして滞在期間7ヶ月という悲しいことに…
「はぁ…」
なんでゴールドなの?
やだなぁ…
そのとき私はゴールドに会いたいと願った
それが後にやってはいけないことだなんて思ってもいなかったのです
「追え!あれは大事な研究材料だ!」
来るな
もう捕まりたくないんだ
『はぁはぁ…』
逃げるのに必死で前を見ていなかった
気がつくと何かに変身していた
「きゃっ!」
それに気を取られて一人の少女にぶつかってしまった
『ご、ごめん…』
「あ、いえ。私も悪いの…で!?」
その少女は自分の顔を見るとスゴく驚いていた
「あ、いえ。私も悪いの…で!?」
ぶつかってしまった人の顔を見ると驚いてしまった
だってその顔は
「ゴ、ゴールド!なんでここに!?あ!怪我してる!!なんで?」
[追え!早く見つけろ!]
その声が聞こえると、ゴールドはひどく怯えていた
「大丈夫大丈夫…私が守るから」
私はゴールドを優しく抱きしめた
ガサガサ
後ろに誰かがいるのがわかる
きっとゴールドを追ってきた奴らだろう
私はさっきより強くゴールドを抱きしめた
〔ただのカップルか〕
このあたりにはいないから!
早くどこかに…!
そうおもいながら、ゴールドを抱きしめていた
自分を抱きしめてくれている少女の心には、今自分が変身している人がたくさんうつっていた
この少女はこの少年を愛しているのだろう
[よし、他の所行くぞ]
奴らの声はどんどん遠ざかっていった
良かった
そう思って一息ついたそのとき
「ゴールド!」
少女の大きな声が響いた
「どうして傷だらけなのよ!!何してたの!?イッシュに行ってたんじゃないの!?」
あ、勘違いされてしまってる…
まあ、知り合いの見た目をかりているようなものだから…
『あ、あの…』
『あ、あの…』
あのゴールドが変な話し方に!?
『僕はあなたの言っている″ゴールド″ではないです
僕はポケモンです、今は貴方の会いたい人になっているだけで…』
ポケモン…?
『あ、助けて頂きありがとうございます
それではこれで失礼します』
もう助けてくれた人に傷ついてほしくない
この場から去ろうと歩き出した瞬間、手をひかれた
「待って」
『な、なんですか』
「あなたがゴールドじゃなくてもいい
だけど今は…あなたの心配をさせて…?」
今だけ…
お願い!と頼み込む
『迷惑じゃなかったら…』
「迷惑なんかじゃない」
私はただ純粋に貴方を心配してるだけ
「私はサーラ。よろしくね」