二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケ短】一つの花から生まれた子【リク募集中なのです】 ( No.174 )
- 日時: 2012/06/07 20:03
- 名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)
【私と貴方の不思議な運命3】
見事なことにルーシュとルナは
「私も…そうだったよ」
『そうなの?』
「うん」
仲良くなってました
『…でね、その時…』
「みんな伏せて!」
ルーシュの言葉を遮ってマリン先輩が叫んだ
その瞬間、マリンさんの家(オーキド研究所に行ったはず)の窓が割れた
「おらおら、ここにあいつがいるのわかってんだ、ゴラァ!」
「素直に出したら手はださねぇけど?」
明らかに悪そうなやつらが入ってきた
私は腰についているボールを取った
「…ちょっとあんた達」
私がポケモンを出す前に、マリン先輩がすごい殺気を放っていた
「人の家を壊してんじゃないわよ」
「ピカ、ボルテッカー」
「ピウ、カミナリ」
レッド先輩とマリン先輩の容赦ない攻撃がぶち当たる
「覚えてろ!」
「覚えてるわけないじゃない、ksのことなんて」
「だよな〜」
レッドとマリンは外で話していた
『…狙いは僕だよ』
ルーシュが口を開いた
『僕、人間じゃないから』
ルーシュは淡々と呟いている
『珍しいポケモンだからって言う理由で人を傷つけたくない』
「ルーシュ」
『だから僕、あいつらの所に行くよ』
「ルーシュ!」
彼女は目に涙を浮かべていた
「どうして…!どうしてそんなこと言うの!私達友達でしょう!何で…!何で貴方まで私から遠ざかっていくの!」
彼のように…!
彼女はその言葉を無意識に押し殺した
『サーラ…』
「行かないでよ…貴方までいなくなったら…私…」
『ごめん、本当にごめん』
ごめん、ごめんサーラ
彼はそう言い続けた
『サーラ』
「ルー…シュ?」
違う、これはルーシュじゃない
だってルーシュは人間でしょ?
「何で…その姿なの…?」
だったらどうしてミュウの姿をしてるの…?
『ごめん、僕帰るよ』
「嫌!行かないで!あいつらの所にだけは!行かないで…」
『大丈夫』
またルーシュの姿に戻ってサーラを優しく抱きしめた
あの日、彼女がそうしたように
『あいつらの所には行かない』
「じゃあ…」
『どこか遠くに行くよ、誰にも見つからない…遠くに』
嫌!
そう叫びたくても声が出ない
『サーラ』
「ルーシュ…?」
『今までありがとう』
「嫌…!」
彼は消えた
あとかたもなく
どこかへいってしまった
「ルーシュ!」
「サーラ!?」
声を聞きつけた二人が部屋に入ってきた
「どうしたの!」
「あ…あ…あ…」
「サーラ!しっかりしろ!」
二人の声は届かない
彼女の心には闇に包まれてしまった
その闇を照らせる光はただ一人だけ…
「…サーラ」
「ゴ…ルド…」
ゴールドだけ
「…ただいま」
「ゴー…ルド…!」
「仕事、やめて帰ってきた」
「うん…」
「ミュウが…俺をよんだから」
「え…」
「ミュウがサーラの所にいってって頼んだから」
ゴールド…
「ごめんな、一人にさせて」
「ううん…」
「これからは…ずっと一緒だ…」
ゴールドはサーラの左薬指に何かを付けた
「これ…」
「えっと…結婚してほしい…ってことだ」
「…」
「ダメか?」
「ううん、もちろん、喜んで」
「「愛してる」」
『よかった…』
彼女に光が戻ってよかった
そうおもい、ミュウはどこかに消えた
-fin-
終わった。長編なのに短い
次回はツイッター仲間のレイスさんからのリクエスト「学パロで文化祭」をやります!
頑張ります!