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Re: ポケモン短編集【シリーズ:「これが私の最後」編】 ( No.48 )
日時: 2012/01/07 22:23
名前: ピアニッシモpp (ID: ow35RpaO)

【第3話】

「カノンちゃん、外に出たくない?」

ヒビキ君がふと聞いてきた

「え?」

「外は楽しいよ!」

でもね…

「母さん?」

「行って来なさい」

「いいの!?」

「今は良い状態なのよ、大丈夫な内に行って来なさい」

『今は良い状態』 『大丈夫な内』

そうだった、今の私は少しだけ治ってるんだった

あの夢の中の子のおかげで

「じゃあ行ってきま〜す」

私たちは家をでた


【ワカバタウンのどこか】

「何したい?」

ヒビキ君って聞く事しか出来ないのだろうか

「えっと…ポケモンと触れ合いたい」

「いいってコトネ!」

「そうだね、他のポケモン捕まえる?」

ちょ!無理難題を…

「私バトルとか知らないよ」

「私たちが何するか言ってあげる!」

それなら出来そうだな〜

「じゃあよろしくね」

▼野生のオタチが現れた!

早々出てきたよ

それにしても…

「かわいいな〜」

あ、また呟いてた

「さて、何するか言うよ!」

よかった、聞こえてない

「メリリ出して」

「うん、メリリでておいで!」

ホントにかわいいな〜

「じゃあ電気ショックを命令して?」

「えっと…メリリ、オタチに向かって電気ショック!」

▼オタチのHPが赤色だ

「で、ここでこのモンスターボールを投げるってコトネ!」

「えい!」

▼オタチを捕まえたよ

「名前はどうする?」

ホントにヒビキ君、聞くの好きだなあ

「えっと…オーたんでいいや」

名前を言ったらボールの中で喜んでるなあ

「そろそろ帰ろうか」

「そうだね」

時間の流れって速いなあ

「じゃあまた明日!」

「また明日ってコトネ!」

私は笑顔で答えた

「うんまた明日!」

ああ、この日々がまだ続けば


次回に続く

シリーズだから続くな〜
今まで以上に…