二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン ずっと仲間だからな オリキャラ募集!! ( No.6 )
- 日時: 2011/12/19 18:24
- 名前: サキ+mai (ID: jIh6lVAe)
第二話 えぇっ、ねえさんがなんでここにっ?
サッカー部のみんなは、ジーッとこっちをにらんでる。
うぅ、もしかして、あやしまれてる!? ……いや、ほかになんなんだろう。
「あの、えっと……」
あたしは、いつものクセで頭のぼうしをいじる。そんなあたしを、ジトーッとにらむ。
ぐはぁ。どうしよう……。
「ボ、ボクはなにも……」
アッ。緊張すると出てくる『ボク』のくせが……。
「おまえ、誰だ?」
オレンジバンダナの男の子……なんだったっけ、たしか……そう! 円堂くんが、こっちに寄ってくる。
あわわわわ。どどどどど、どーしよう!! ぜぇったいあやしまれてるッッ!!!!
「ボボボボボ、ボクは、ただの転校生の海璋解羅といって、さっきのエイリア学園がどーとか言ってた子の……」
あ……。し、しまった。『ボク』って言った上に、バカしょうじきにいろいろ白状しちゃった……。
でも、そうしたのがよかったみたい。円堂くんはニコッと笑ってくれた。
「そうか。オレは円堂守。この学校の中二でサッカー部所属……だったんだけど、いまはこのありさまなんだ」
「そ、そうなんですか……。ボクも中二だよ」
ダメだ、まだ緊張してる……。ああ、どうしよう、『ボク』というほかないよ……。
あたしは頭の上でポニーテールにして、それを全部ぼうしの中にかくしているという、どうもおかしな髪型のはずなのに、なぜ気づかないんだ……。
「さっきからここにいたってことだよな、おまえ?」
わっ。いきなり話しかけてこないでくれないかなぁ。ま、いいけど。
「うん、そうだよ」
そういった、そのときだった。
ピリリリリリ……ピリリリリ!
バッグの中のケータイが鳴った。着信を見ると……
「えぇえぇぇ——!?」
あたしは思わず大声をあげた。まさか、この人から連絡がくるなんて!
あたしは円堂くんに「じゃあ、ちょっと用事ができちゃったから!」と言って走り去った。
完全にみんな見えなくなったところで、あたしは話しをはじめた。
「はい、あの……ねえさん? ほんとうに、いったいどういうこと? ねえさんからかけてくるなんて、前代未聞じゃない」
『ええ、ちょっとね。それより……解羅、あなた、サッカー部に入りたい、なんて話しをしてたわよね?』
「うん、そうだけど……」
『あのね……ごめんなさい、切るわ』
「へ!?」
ピッ、プッツン……
き、切れた……。なぜ!? あの!? タイミングで!?
頭の中でパニック状態になっていると、目の中に飛びこんできた人がいた。
緑の長髪、キリッとした目。あっ、この人——!!
「ね……ねえ……さん……?」
そう、あたしの「ねえさん」こと、吉良瞳子だったの!
おわったー! あ、あたしはサキでっせ!
一日で二回も更新すると、案外つかれるもんやなー。
どうでしたかね、愛弓はん? あと、オリジナルキャラクターを募集しはじめました! どうぞ、なんか思いついたら書いていってくださいな。
オリキャラ用紙は↓
オリキャラ用紙
名前/
年齢/
何年/
外見/
など……
↑のものをマネしてください。ほかにも、自分でつけたして、これは書いておきたい! というもんは、書いてください。
では!