二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【少年陰陽師】虚空を駆ける星の如く ( No.16 )
日時: 2011/12/30 17:02
名前: 光彩 (ID: 2Qew4i4z)

【第八話】

しばらくの間、侃々諤々とやりあっていた昌浩と雑鬼たちだったが、

その間を突如戦慄が駆け抜けた。妖気だ。それも、かなり強い。

「もっくん、今の……」

「ああ」

禍々しい妖気に身をすくませる雑鬼たちに昌浩はこう言い置いた。

「お前たち、なるべく邸から出るんじゃないぞ」

こくこくと頷いた雑鬼たちは怯えたようにぱたぱたと邸の中へ入っていった。

それを見届けた昌浩と物の怪は、お互いに目配せをした後

妖気が渦巻く場所に向かって一目散に駆け出していった。


またまた短いです……(泣
これからどーなることやら(汗