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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【少年陰陽師】虚空を駆ける星の如く ( No.22 )
- 日時: 2012/01/05 12:32
- 名前: 光彩 (ID: 2Qew4i4z)
【第十三話】
「青龍、やはりあなたの視線はいささか鋭いものを感じますね」
「どういう意味だ」
「彼女の呟きが聞こえませんでしたか?」
「うるさい」
無論、彼女というのは先ほど部屋を出て行った空という少女の事である。
ああ、まただ。天后は頭を抱えたくなった。
青龍と太裳。この二人がそろうと大体こういう空気になる。俗に言う、一触即発。
太裳はなんというか、青龍の逆鱗に触れるのが上手いというのか
笑顔で毒を…というのか、遠回しに言う割には的確につついているというか…
で、あまり自覚が無いのが、また厄介なのである。
まぁ、悪意があってやっている訳でも無いし、たまに部屋の隅で
しょぼんと反省しているのも見たことがあるので
あまり気にしないようにと思っている。太裳自体はいい人なのだ。
もっとも、青龍の目つきというか視線に関しては太裳と
同意見だし、さっきの空という少女の呟きには納得できるものがあるが、
それを本人の前で口に出すほど自分は愚かではない。
と、彼女は自負している。ふと横を見やると、いつの間にか
青龍の姿が消えていた。異界に戻ったようだ。
ふうと息を吐き出すと、天后はずっと正座していた膝をくずした。
突然、ふわりとした風が頬をなでる。でもどこかキンと冷たい冬の風。
澄んだ晴空は少しだけ雲が出てきたようだ。
___ごく普通のありふれた冬の日の話。
* * *
終わり方センスないなw
相変わらず文がめちゃくちゃですw
キャラ崩壊ー(謝
部屋の隅で自省する太裳さん想像するとなんか切ない。
参照が100超えました。読者の皆様、本当にありがとうございます(ペコリ
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