二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【少年陰陽師】虚空を駆ける星の如く ( No.42 )
日時: 2012/02/01 20:13
名前: 光彩 (ID: vOB0vHGS)


【第二十八話】

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「ったく……余計なことを」

忌々しげに吐き捨てる人影。

青白い鬼火に包まれて現れたそれは、気を失っている

少年の横に腰を下ろした。

少年の意識を奪った犯人。それは紛れもなく、彼だ。

そのまま、倒れている少年の額に手をかざす。一瞬だけ仄白い光が

少年を包んだ。それと同時に影羅が安堵したように息を吐く。

「記憶消去完了……っと」

完全に支配したはずなのだが、ときおりこの少年は

自我を取り戻しそうになる。これは操る側としては

大変厄介な代物なので、影羅はよくこの少年の記憶を操作している。

記憶操作は、縛魂や縛心と並んで、彼の十八番だ。

「昴には、俺の完璧な傀儡となってもらわなきゃ困るからな」





____昴。空狐族の姫、小夜の血を引きし者。

小夜の正当な後継は妹のほうだが、兄のほうも、決して使えないわけではない。

『虹水晶』。空狐の長に伝わる秘宝。これを真に扱うことの

出来るのは、姫の器だけなのだ。


「あとは、妹の姫のほうだけか……」

そう呟いた影羅の口に、不敵な笑みが浮かぶ。

闇にきらめく紅の瞳。

 

*    *    *

……影羅はSか(殴

末期の中二病な作者です。駄文駄文

原作組が完全なる空気wwww
早く昌浩ともっくん出さなきゃ(汗

とかなんとかいいながら(一応)主人公の
空ちゃんも三話ぐらい出ていないっていうね……