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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第二節 平穏と戦争の交差地点 ( No.219 )
- 日時: 2012/02/04 21:34
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
晴矢はカーナの口に突き刺した鋼の裁断杖(アーム)を折りたたみ、服のポケットに閉まった。
アリステルはカーナへと近寄ろうとする。
真希は少女を引き止めようとしたが、薄い水色の髪の少年に止められた。
ア「息はしてるね。これは本気?それともわざと?」
晴「中間だ。てか気ままにやっただけだ」
晴矢は適当に言う。
赤い髪の少年と、金髪の少女はこちらに戻って来た。
茶髪の少女は立ち上がり、吐き捨てる様に言う。
真「じきにここは戦車が通るかもな。ここの近くの路地裏は、全部使えないと考えた方が良いな」
晴「だろうな。おい風介、近くに安全な逃げ道とか知ってるか?出来れば人気の少ない方が良いな」
風介、と呼ばれた少年は下らなそうに言う。
風「彼女の言う通り、全て使えないと考えた方が良い。えーっと・・・君の名前は何だい?」
真「誰がお前らに名前なンざ教えてやるかよ。まァ適当に『睦月崩れ』でも呼んでおけ」
彼女は適当に嘘を吐いた。
風介は「まぁいい」と呟く。
すると、アリステルは唐突に言った。
ア「なら、マンホールの地下通路を使うのはどうかな?あそこにはもう何も無いし。臭いがキツいのはアレだけど」
晴「それが良いな。なぁ睦月崩れ、お前も一緒に来いよ」
真「悪ィが、俺は退散するぜ。俺はやらないといけねェ事があるしな」
彼女は彼らに背を向け、何処かへと歩く。
睦月崩れには、まだやる事が有る。
*
何だろう、スランプすぎてヤバい。
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