二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン【トリップ】 〜夢みたいな現実〜コメ募集! ( No.10 )
日時: 2011/12/28 17:21
名前: 柳 ゆいら (ID: jIh6lVAe)

3話   「アニメオタクの正体」

「じゃあ、いったいおまえ……。」

じりっ、じりっと、わたしに寄って来る。

ちょっと待てよ、コイツら。チームメイトが怪しげに見てるぞ。

「どーしたの、鬼道様、円堂くん、吹雪様ぁ〜(*´ω`*」

こ、この声……!!

わたしは思い切りジャンプすると、そのいきおいのまま、かけ寄ってくる女の子のほおに、今までのストレスを解消するような回し蹴り!!

女の子は雪に顔をうもれさせる。

?「いだだだだだ……。ヒ、ヒドイ……いったいだれが……。」

顔を上げて、わたしを見た女の子は硬直した。

?「え、れ、零梨……!?」

「やあ、14歳の中2女子蒼山朱子ちゃん。今回は雷門中のみなさんや総理大臣の娘様相手に、どんな迷惑かけてたのかなぁ〜^言^?」

「なななな、なんで零梨がココに……?」

「それはこっちが聞きたいな。なんで朱子がここにいるんだ((ニコッ?」

「笑ってない、目が笑ってないから!!」

「あたりまえだ。いいか、次なにかやらかしたら、おまえをプランクトンかサンゴのエサになるまで砕いてやろう。

 なんならライオンにする?サメでもいいな。ゾウはどう?」

「オイオイオイオイ、おまえ怖いな!!」

円堂が口をはさんだ。

この人たちのチームメイトとやらも、わたしのセリフを聞いてか、兆青ざめてる。

まったく、なにがいいんだか、チームメイトとやらの……。

「そうか?」

「おう、ムチャクチャ怖い!!」

「それより、おまえ、いったいなに者だ?蒼山の名まえまで知っているとは……。」

「あっ、はいはい、知ってまーす!この子はあたしの友だ[ドゴッ]チーン……。」

「え、いま、なんて言いたかったんだ?」

「友だち?」

チッ、朱子の奴、余計なこと言い残して死に(!?)やがって……!!

「……ま、まあ、そんなところなんじゃないか?それより、はやく帰らせろよ。家の用事が……って、ん?」

わたしはポケットに手をつっこんで、ケータイをとり出した。

着信音が鳴ってるし。ていうか電話だし。ったく、誰だよ……。

「はいもしも……っ!?な、どういうことだ……!?」

あ¥さすがのわたしも、電話の相手に超動揺した。

ど、どうなってるんだ、あの抹茶味のソフトクリームからの電話だと!?

「なんでしょうか、レ……緑川くん。」

『……。』

「あの、ちょっと?無返答ってやめてくださいません?用件は??」

『きさま、いったいなに者だ?』

「答えませーん。絶対答えませーん。ではぁ〜。」

ブチッ。速攻切った。

でも、朱子は復活して、

「えっ、えっ、えぇええ〜!?レーゼから電話かかってきたの!?」

「なんだって!?」

朱子の大声に、みんなも反応した。声がデカイのよ。

「でも、さっきコイツは……。」

「コイツってなんだ?わたしには名まえがあるんだぞ?」

「だって、教えてもらってな……。」

「教えた。つい五分前に教えた。闇原零梨、と。」

「あれ?そうだっけ?」

コイツ……円堂って、記憶力悪いのか?

「じゃあ、えっと……闇原だと、なんかイイ感じしないから、零梨。」

女子を名まえで呼んで、恥ずかしくないのか。

って、まあ塔子のことも名まえで呼んでるからなぁ。

「零梨のさっきの電話相手って、レーゼなのか?」

「と、なると、エイリア学園の味方なのか?」

風丸一郎太、だったかな……。おまえまで聞くなっての。

いっぺんに聞かれて答えられるのは、聖徳太子だけなんですが。

「エイリア学園の味方じゃないし、さっきの電話相手もレーゼじゃない。

 仮にレーゼだったとしても、声を聞いて一秒後に即座に切るさ。」

真顔で言ったわたしを、朱子は否定した。

「えーっ、だって、レーゼの名まえってみ[バキッ(かかと落とし)]チーン……。」

「あんた、いいかげんにしなよ。頭蓋骨割られたい?(^言^)」

「いえいえいえいえいえ、めっそーもない……;;」

「じゃあ黙ってろ。」

「は、はい……。」

「オ、オイ、大丈夫か、蒼山……;;」

「コイツは気にするな。で、もう帰りたいんだが……。」

「いや、待て。」

またわたしを制したのは……またきさまか、鬼道有人。

おまえわたしを一生家に帰さん気か?

「なんかまだ用があるわけ?」

「ああ。もし帰るんなら、俺たちをそこへ案内し「ガチで無理な話しですねー(棒読み)。」最後まで聞け;;しかも棒読み;;」

「とりあえず、わたしにはかまわないでって。分かりました?って、ちょっと、もう日が暮れそうじゃないですか……。」

わたしはあきれ半分で言った。

「しかたないか……。よし、俺たちも帰ろう。」

ふう。やっとあきらめてくれたか。

「ただし、おまえとオレ、円堂、吹雪、蒼山は残れ。」

「おう。」

「分かった。」

「はいぃ!」

「は?」

四人の合唱がこだました。


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奈流羽へ

来るのはやっ!いちおう「〜memory〜」の方も、コメ返ししといたからね。

わたしは健全な12歳だよ。地震は……持てないな。

零「あんた、もしかして、ワザトまちがえてる?」

あ、い、いや。

あ、自信はあんまりもてないかな、なんて……。

そっちも更新、頑張ってね!