二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絶園のテンペスト  ( No.42 )
日時: 2012/01/13 18:54
名前: 睦月 (ID: rAx5Jgmp)

  赤い世界

「もしもし?」

理李はある人物に電話をしていた。

『え…。な…何でしょう…か?」

「久しぶり♪さっちゃんは元気だった?」

『あ…理李…さん?』

「うん。真広って、知ってる?」

『魔博…さんです…か。』

「漢字違うって。」

『えっと、博物館の…館長ですよ…ね?』

「違う!それは、魔色さん。」

『じゃあ…アルバイトの…』

「それは藍露さん。」

『………』

「はあ。」

あたしはため息をついた。いつもこうなんだよね…。さっちゃんらしいけど…。

『ごめんなさい。』

「??なんで謝るの?」

『まさか…海里さん…だったなんて…わたし…知らなくて…』

もう1文字しか合ってない。あたしは反論する気さえ失う。

「もういいや。じゃあね、さっちゃん。」

電話を切ろうとする。

『待って…。』

「ん?どうかしたの?」

『…赤い…世界…は…。』

「大丈夫。あたしは諦めてないから。それとも、さっちゃんが嫌になった?人が多い所に今いるし。」

『ううん。…あの…』

そこで、電話は切れた。さっちゃんは何を言おうとしたんだろ?



「あ…あの…。」

わたしは、理李さんとの会話を一方的に切られた。

「ハハッ。かわいいじゃん?」

「え…えっと…。」

「俺らといっしょに遊ぼ?」

不良…。

「……………………。」

「え?」

「——聞き届けよ。」

瞬間、不良の体が飛ぶ。

「ご…ごめんなさい…。」

わたしは小さく謝った。



〜睦月〜

どうでしょうか?オリキャラのイメージ壊れてたらごめんなさい。

蓮雨は、もうちょっと待って下さい。