二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絶園のテンペスト  ( No.53 )
日時: 2012/02/13 17:57
名前: 睦月 (ID: 3NsP64Ez)


4人

「山本…不破…滝川…黒金病…魔法…。」

 これは偶然なのか?龍は悩んでいた。こいつらは…もしかしたら、姫と接触したことがあるかもしれない。

「もう少し、魔法が続いてくれるといいんだが…。」

ズキン…。

「ガハッ。」

血を吐いていまう。まず…いかな?


「お兄ちゃん…まだあの女を探してるのかな…。」

 理李は電話を終え、吉野のところに向かっていた。

「あの女は、誰にも気づかれない孤島にいるのにな。」

っていうか、あんな女のどこがいいの!?…あたしはあの女が嫌いだから、そう思ってしまう。

「はぁ…。」


「理李さん…心配していないでしょうか…。」

 さつきはウロウロしていた。もう一度、電話をするべきかどうか…。

「あっ。あれってユウにゃんじゃない?」

女子大生が私を指さして、そう言った。

「そうかも。こっこんにちは。あの…サインもらえますか?」

その友達…ぽい人が私の周りに群がる。

「あ…あの、…私は「やっぱりそうだよ!眼の色違うけど、あれって、コンタクトなんですよね?」

「ち…違い…「かわいいです。あっ、私、ユウにゃんさんのファンなんです。」

話を聞いてくれない。かといって、魔法を使うわけにも…。誰か…助けて…。


「こっここは!?」

 蓮雨は駄菓子屋にいた。

「懐かしいっすね〜。全部買おうかな〜…。」

俺は次々と籠の中にお菓子を入れていく。

「お兄ちゃん、こんにちは。お菓子が好きなのかい?」

ふと気がつくと、老人がいた。7、80歳の女だ。

「おばさん、俺、たくさん買うんで全部まけてくださいよ。」

冗談でいうと、

「分かった。もってお行き。」

と言ってどこかへ行ってしまった…。

「……。マジッすか?」

俺はポツンと立っていた。