二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: [トリコ]神と人間[小説集] ( No.2 )
- 日時: 2012/01/18 08:43
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
小説1 叶わぬ恋を追う者
小鳥「チュンチュン・・・・・」
エメル「・・・・朝か・・・。」
小鳥の目覚ましでサファイアのように藍い眼をした少女は起きる。
今日もまた世界状況を見るために。
『バサバサ』
エメル「どうぞ。」
『バサ』
グルメ騎士1「エメル様。朝御飯が出来ました。」
グルメ騎士の者がこの少女の朝御飯が出来たことを片膝を付いた召使のような座り方で言う。
エメル「そうか、いつもごくろうだな。」
少女はそれだけ言うと、ベットを下りてテントの外へと出て行った。
『バサ』
グルメ騎士は少女が出てしばらくしてから、テントを出た。
***
テントの外には沢山のグルメ騎士達がせわしく走り回っていた。
こいつらも忙しいんだな・・・。
忙しそうなグルメ騎士達を横目で見ながら、少女はいつもの朝御飯が用意してあるテントへと向かった。
『バサ』
滝丸「おはよう、エメル。」
テントの中に入ると、滝丸が出迎えた。
こいつは昔呪いにかかり余命一年だったところを愛丸に救われた男だ。
だが呪いは完全には治っていない、今すぐどうってわけでもないため今はほおっている。
それにこいつは愛丸に気に入れられている。だから私の他の者とは別扱いをしている。
エメル「ああ、おはよう。」
少女はそれだけ言うと、沢山の料理が並べられた机の前にある椅子に座る。
グルメ騎士的にはこれは少女一人分の量なのだが、実は少女は超小食化でほとんど口にしない。
しかも好き嫌いがあるため、好きなフルーツ類はむっちゃ食べるが、嫌いなピーマン系は食べない。
エメル「ごちそうさま。」
今日もニ三口食べただけで終わり。
滝丸「エメル、まだ全然食べてないよ?」
という滝丸の言葉に耳を傾けず、
エメル「私はもうお腹がいっぱいだ。あとは、お前達で食べればいい。」
『バサ』
とだけ言って、テントを出て行ってしまった。
少女が食べてくれないので、本当にしかたなくこの料理はすべてグルメ騎士達の朝御飯になる。
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はい、まず最初はここまで!!
短いような気もするけどここまで!
このお話は滝丸との甘系に仕上げるつもりです。
甘系が嫌い、滝丸が嫌い、という人は今からでも遅くない!早くUを!!