二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.118 )
- 日時: 2012/01/14 18:18
- 名前: 柳 ゆいら (ID: jIh6lVAe)
メチャクチャ見てくれてありがとう!
ユエのお兄さんが、きっと今回分かっちゃいますよ、カンのいい人は。
ユ「勘が良くてもよくなくても分かる……たぶん。」
19.ユエのいとこの兄
風「ユエ。」
「((ビクッ。えっ、は、はい。」
俺は、いきなり呼ばれたことで一瞬肩をふるわせふりかえった。
案の定、俺の後ろには風丸一郎太さん。
無意識のうちに、俺はじっと風丸さんを見つめた。
風「? どうしたんだ、ユエ?」
「えっ、あっ、すみません。えっと……用事はなんでしたか?」
風「あ、ああ。森が特訓場所として使えることになったから、一緒に特訓しないか?」
「え……あ……は、はい。」
俺は、少し返答におくれたけれど、笑顔で返した。
(風丸視線)
ユエの奴……名前は全然違うのに、似てるんだよな。
風花に。目の色も髪のつや加減も。
……風花、今は何をしてるんだろう?
あのあと、ずっと見てないよな。
あいつ……さびしい思いをしていないかな? 風花、あいつ案外見かけによらず強気だけど、さびしがり屋だったからな。
俺が勝手に出て行ってしまったからな……もしさびしい思いをしていたら……俺のせいだ。
俺は………………………………………………あれで正しかったのか?
おまけに、うわさでは、ゴッドエデンでフィフスセクターにつかまったって…………。
風花、もし近くにいるなら、出てきてくれよ——……。
(ユエ目線)
ユ「? どうしたんですか、風丸さん?」
風「えっ、あ、ああ。いや、なんでもない。ここが特訓場所だ。」
神「水の上に……大きな葉?」
一緒に着いてきていたキャプテンが、いぶかしげに風丸さんに聞いた。他の霧野先輩役瑠まだ先輩も、小首をかしげてる。
ユ「ああ、そういうことか!」
俺はひとりで、納得の声をあげた。
キャプテンたちは、俺に問いかける。
霧「どういうことだ?」
ユ「つまり、こういうことですよっ。」
俺はそう言うと、自分の今いる地面を強く蹴った。
そして、水の上から大きなお皿みたいに飛び出ている緑色の葉の上に飛びのった。瞬時に、右側の葉に、飛びのる。
さらに左、左、右、まん前、左、前、前、右。そして反対側の地面へ。ふり返ると、風丸さんは「やっぱりな。」というような顔で、キャプテンたちは目をまん丸にしてる。え、そんなおどろくことッスか??
ユ「こういうことですよね、風丸さん。」
風「ああ。瞬時に移動地点を決める特訓だ。分かってもらえたか?」
霧「分かりましたけど……ユエ、あいつすごいですね。あっち側に行くまでに、5秒とかからなかった。」
いや、普通じゃないですか、これ?