二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.130 )
- 日時: 2012/01/18 06:49
- 名前: 柳 ゆいら (ID: jIh6lVAe)
23.新キャラさん登場
ゴチーンッ!
森の中に、すんごい音がこだまし、あたりにいた鳥たちは、おどろいて羽ばたいていった。
ぶたれたのは俺……。そして、なぜすんごい音がしたかと言いますと、俺の目のまえにいる奴に殴られたんです、脳天を。もちろん、森にこだまするくらいの大きさだから、頭はジンジンいってる……。
「『ルナ』ァ、なにするんだよぅ……。」
ル「なにするんだよぅ、じゃない! 約束の時間、2分もオーバーしてるじゃない!」
「たった2分じゃん!」
ル「たった2分、されど2分よ。ていうか、『ルナ』って呼ばないでよね。超心外なんですがっ。」
そのクリクリした甘栗みたいな目をこっちに向けて言うな。おまえ、そういうことを言わなきゃ、超可愛いんだから。
え、こいつが誰か? こいつはアユナ。通称『ルナ』。通称の意味は、えっと……ひとつ誤解をまねかないために言っておくけど、アユナはシードじゃないからな。アユナだと、なんとなくおぼえにくかったから、最初に会ったとき、アユナのバックには月があった。だから通称『ルナ』なんだww
表示も『ル』じゃなく『ア』になおすか。
あと、アユナはずっと昔から、この島にいるらしい。
ア「それよりっ、ちゃんと考えてあるの? この先のこと……。」
「ちゃんと考えてるよっ。」
ア「ちゃんと、シュウをもとに戻してね? シュウ、なんだか『あれ以来』変わっちゃったから……きっと、すごく気にしてるんだわ。
もとに戻さなかったらつぶすからね。」
「えぇっ、保証はしないってこのあいだも言ったじゃん!」
アユナ、むちゃくちゃだおまえ! と、またツッコミはさておき。
アユナはシュウのこと、1番気にかけてるんだな。
アユナは、シュウと知りあいらしい。はじめて会ったとき、もうすでにシュウとは知り合ってて、いきなりシュウの話しが出てきたもんだから、びっくりしたけど。
昔から一緒に居たんだと。アユナとシュウ。
ア「あのさ、なんでユエは、ゴッドエデンにいるの?」
「まあ、話せば長いのさ。ゴタゴタと眠りと予想外の展開が爆発的なくらいてんこ盛りでな。聞いてもつまらん話しだっての。」
ア「ふーん。……ってなにそれ! 聞きたい! 超聞きたい!!」
「はあ。つまり(かくかくしかじか)ってわけ。」
ア「おもしろーい。」
「おまえなあ。犯罪だろ、犯罪。」
ア「ちがうよー。フィフスセクターの行うことは、全部国会とかから許可をもらってやってるんだもん。裁かれないんだよ。」
うーわー。新事実発覚。ていうか、アユナくわしいな。
ア「…………あのさ、あたし思うんだけど、雷門中って、シュウを変えてくれると思わない?とくに天馬って子。」
「俺もそいつは最初から目ぇつけてたけてた。なんかちがうもんな。」
ア「うん、シュウ、なんかあの子といると楽しそうだもの。……なるべく、ふたりきりになれる時間を、作ってあげられたらいいんだけど……。」
「滝登りの特訓で、いつもふたりきりじゃん?」
ア「そうよね。……でも、それだけじゃ、たりない気がしない?」
「うーん……よし! 俺、あした特訓やらない!」
ア「………………………………………………………………………………は!? だめよ。アンリミテットシャイニングとエンシャントダークが合わさった力は半端じゃないわ。いくらシードの中でもとくに強いって言われてるアンタでも、絶対特訓なしじゃ勝てっこないわよ!」
ずいぶん強く否定しますな……。傷つく。
でも、それだけエンシャントダークを……シュウを心配してるんだよな。ホントのサッカーかぁ。俺がこんなこと言ってていいのかなぁ。
なんて、弱音はいてる場合じゃないんだっけ。
「だいじょぶだって! なんとかなるさ!」
ア「は?」
「天馬のマネ。よく言ってるんだ『なんとかなるさ!』って。」
ア「なんとかなる、って……。」
「でも、なんか勇気づけられない?」
ア「…………うん。」
「俺、
天馬好きだよ。」
ア「……………………え!? あんた、ちょっと待ちなさいよ! あんた、いちおう女の子でしょ?」
失礼な! れっきとした女だ! 人格が男なだけでww
ア「てことはつまり、それは天馬のこと、好きってことになるのよ!」
「……うん、だから言ってるじゃん。俺、天馬のこと好きって。」
ア「あんたはにぶいのか……。」
???? さっぱり分からん。
みなさーん、なに言おうとしてるか分かりますかー?
ア「もういいや。とりあえず、話しはまた明日にしよう。じゃあね。」
「おーう。」
いや、「おーう。」とは言ったけど、あさっては「ゼロ」との試合だよ?