二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.189 )
- 日時: 2012/01/26 07:30
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: jIh6lVAe)
30.ゼロとの試合
いよいよ来た、「ゼロ」との試合。あ、もちろん目線は、俺・イズ・ユエでお送りしていm((蹴
はい、作者の酷い暴力はムシして、さっそく現状報告にうつりますね〜。
1.もうすでに、試合始まる5分前
2.雷門中のみんな来てる
3.天馬かなりショック受けてる
4.輝は天馬以上に不安げな顔してる
5.キャプテンがこっちをチラチラ見てる
6.もちろん大人のみなさんも同行
ってところ。ま、俺が心配なのは、天馬と輝なんだけど。だから、今回はちょっとムチャをしちゃおうかな〜と考えてる俺ww ま、俺的には楽しくなるからいいんだけど。
入ってきた瞬間のみんなの反応と言ったら、最初は観客の多さに目を見開いた後、俺が捕まってるのを見て目を見開く。つかれるね、この人たち……。
ていうか、俺が2番目に気にしてるのは、なぜ元イナズマジャパンの大人まで同行してきてるかなんだ! 大人はひっこんどれ!
と、いつもなら言ってるトコだけど、今回は別。
だって、風丸さんいるしww どうすんだよ、この現状……。とりあえず、試合開始直前がチャンスだよな……。
お、そろそろはじまるみたい! みんなスタンバってるよ。たのむ、たのむぞみんな〜(なにをだ)!
審判が笛を吹こうと息を吸いこんだ、その瞬間、
ユ(いまだ!)
俺は右足で空を切った。もちろん、これはあのときのパスワード式ロック解除のオリをぶちこわしたのと同じときのヤツ。まあ、いわゆる必殺技?
さっきのように氷のつぶてが現れ、サクをバラバラに切り裂いた。
でも、さっきとは現状が違い……サクはガランガランと音をたてながら落ちていき、俺もとーぜん落ちました……。みんなはおどろいてこちらを見た。
「いてぇ〜……ハッ、いけない、いけない!」
俺はさっと起き上がると、円堂さんの元に行って、小声で言った。
円堂さんは、コクリとうなずくと、俺をMFに入れた。なんでMFなのかは、知らないけど。
輝「ユ、ユエ、大丈夫なの? あんな高いところから落ちてたけど……。」
「ああ、へいき。それに、きょうの試合は出なきゃいけないんだ。大切な人との約束があるからな。」
輝「出なきゃいけない? た、大切な人って??」
「? あっ、好きな人とかじゃないからなっ。かかか、カンちがいするなよ!」
輝「わっ、分かってるよ!」
ん? 輝、おまえの顔が赤く感じるのは俺だけか? まあ、いいとして。
「そそそ、それよりっ、試合始まるぞ。」
輝「ううう、うん。」
輝はあわててかけて行った。お、おい、あんなに動揺してて、大丈夫かよ……見てる俺の方が動揺したりしてww
あ、いっけね。ほんとに試合始まるや。
(三人称)
ピーッ!
パシャンッ……
試合が始まると同時に、ユエの体内で、こんな音がした。
ユ(あれ? 今の音……水のはねる音?
…………よし、じゃあ、久しぶりに本気でいきますか。
ホイッスルの音ともに、剣城がとなりにパスした、その瞬間、
白「もらった!」
白竜、飛び出してボールを奪った。
しかし、ユエは白竜の後ろに見える観客席に、目を奪われた。
ユ(……え……!? あ、あれって……!)
ユエは、おどろきのあまり、一瞬思考が停止する。
ユ(アユナ……!? まさかほんとうに来るなんて! 来たらなにされるか分からないって言うのに……!)
ユ(なに考えてるんだよ、アイツ!)
天「ユエ、来たよ!」
ユ「えっ、あ、ああ。」
目の前には、もう白竜がせまっている。
ユエはアユナのことが気にかかりつつも、天馬と一緒に白竜からボールを奪うことにする。
ユ(アユナ……いったいなんで……。)
ボールを奪おうと、一歩踏みだした、その瞬間、
パシャン、パシャパシャン……
と、再び水のはねる音が聞こえた。さっきとは違うリズムだ。
ユ(……だよな。まわりのことなんて、もう気にしてる場合じゃないんだよな……。)
ユエは一瞬悲しい思いをいだきつつも、ボールを奪いに向かう。体中の神経は、すでに4分の1ほど集中させていた。本気を出すほどの相手ではないことは、ユエ自身承知の上だからだ。ついこの間での戦いは、少し油断しすぎたためやられただけなのだ。
ユエの実力は、そんなもんじゃない。もし本気を出してしまえば、フィフスセクターを潰すことだって、可能な力を秘めているのだ。
白「ユエ、おまえ……。」
ユ「ごめん、きょうは約束があるんでね。」
ユエはボソッとそうつぶやいてから、白竜のボールをあっさりと奪った。白竜自身は、化身を出そうとしたらしいが、出すよりいくらかはやく、ユエがボールを奪ったのだ。
天(ユエ……すごい……!)
ユ「まだまだ。本番はここからだ。」
ユエの体から、水があふれた。