二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナGO〜なくしたくない物〜 コメください((泣 ( No.458 )
日時: 2013/11/28 15:49
名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: J69v0mbP)
参照: http://www3.atpaint.jp/kakiko/src/kakiko1332389297627.png/img/

66.過去……ですが、むかしからユエは愉快でした

     (三人称)

ユ「相崎(あいざき)、いつまでつづける気? その荒いプレー。」
相「おれだけじゃねえじゃん。チーム全員だよ。…………おまえをのぞいて、だけどな。」

サッカー部がおわり、少しした藤代ヶ丘小学校のグラウンドにひびく、ふたりの話し声。
相崎は、深いため息をつきながら言った。

(ここからセリフです、全部)

相「おまえさ、最近なにかかくしてるんだろ?」
ユ「かくしてるってことはないよ、べつに。」
相「ほんとかよ。……コーチからなんも聞けねえから、おまえから聞き出すしかないんだよ。なんかあるだろ?」
ユ(は、半分バレてる……。)
相「やっぱりあるんだな。」
ユ(あうっ。も、もうそれ以上言うんじゃねえ。言いそうになる……;;)
?「やめなよぉ、あっきー。」
相「だれがあっきーだ、涼井(りょうい)ッ!」
涼「いいじゃんかぁ〜、可愛いんだもんなぁ〜。」
ユ(うん、だんだんめんどくさくなってきたね。)
涼「ていうかぁ、たしかにユーちゃんはぁ、少し怪しいトコもあるけどぉ、そこまでじゃないよぉ、あっきー。」
ユ(だれが『ユーちゃん』だ、ゴルァ。)
涼「だいたいさぁ、ユーちゃんはフィフスなんだよぉ? かくしごとあっての仕事じゃんかぁ。」
ユ(いや、ちがうから!)
相「まあ、そうだけどよ。」
ユ(つか相崎もそこで認めるな!!)
相「じゃあ、おまえのかくしごとって、フィフスセクターに関係してるのかよ?」
ユ(ち、近い……;;)
全「どうしたの?」
ユ(って、サッカー部全員来ちゃったよ! もっと言い出しにくい!)
相「いや、月流がなんかかくしてるんじゃないかと思って。」
ユ(そんな正直すぎる! ノー、ノー、ノーッ!!)
川「あ、それなら、わたし知ってる。」
ユ(ギャーッ!! やめろ川合(かわい)! このあいだアイスおごってあげたじゃん!!)
川「なんかねー、ユー君、雷門行くんだってさ。」
シーン……
ユ(ちょ、川合、今サッカーの小学校大会まっただ中+今チーム崩壊状態のさなか、俺が抜け出す=チーム裏切ったって考えられたらどうしてくれますか!? まあ君に言ったのが間違いだったとは思うけど!! つか俺なんで心の声だけでさけんでるんだよオイ!!)
相「どういうことだ、月流。このサッカーの小学校大会まっただ中+今チーム崩壊状態のさなかチームを抜け出すなんて。まさか、裏切ったってことか? キャプテンなのに?」
ユ(ほーら、はじまったよー。藤代ヶ丘小学校サッカー部恒例の妄想! ああ、天よ、なぜ俺にだけこんな試練を!!)
涼「ちょっとー、あっきーそれ考えすぎ。………………………なんてことはないよねぇ。」
ユ(ちょ、涼井!?)
ユ「なっ。」
川「あ、そっかー! それで、いきなり雷門に行くことになったんだねっ。」
ユ(…………ん? 道川、ちゃんと話理解してるのかな。つか、だから俺そういう理由じゃないっての!)
相「てめっ……。」
?「こらっ、なにやってるんだい!」
相「コーチ! どうしたんですか!?」
コ「ったく、あんたたちは疑り深いな。言っちまいな、月流。たらいが落ちてくるわけじゃあるまいし。」
ユ(なぜたらい!!?)
ユ「……俺は、たしかに雷門に行く。でも、べつに、裏切りとか、そういうんじゃないから。」
相「ふーん。……じゃ、妹さんがどーなってもいいんだ?」
ユ「は?」
ユ(ちょ、ちょっと、待て。いつからそんな話に……;;)
相「このサッカー大会小学校の部が終わるまでここにいなきゃ、妹がどうなるか。……カシコイおまえなら、よーく分かるよなぁ?」
ユ(!?)
ユ「………………………………………………………………………………分かった。でも、大会が終わるまでだからな。」
相「ふんっ、それでいいんだよ。」





(回想終了)






ユ「……つーわけ。」
友「ふーん。だから先延ばしにしてたんだ、雷門への転校。」
ユ「そう。……ていうか、なぜ泣いているんです、神童先輩。」
神「だって、おれいるのに、全然気づいてくれないんだもん、みんな……。」
霧「おれは気づいていたが、あえて言ってみなかっただけだからな!」
神「霧野! 気づいてたのはおまえだけだ!」((ギュウウウ
霧「神童! おれはちゃんと気づいてたぞ!」((ギュウウウ
ユ「そんなに見せつけたいなら、ちかくのファミレスにでも行ってください。つーか、文字数あわせてんじゃありません。」

俺がふたりににらみをきかせる。まったく、カップルですかッ。
にしても、兄さんほんとにつつみかくさず全部言ったなぁ。『あのこと』は、まだ言ってないけど。

天「……えっ、いや、ちょっと待って!」
ユ「ん? どうしたんだ、天馬?」
天「その、サッカー大会小学校の部って『ミニ・ホーリーロード』だよね?」
ユ「うん。」
天「でも、それがおこなわれたのは、今年のはじめあたり。それに、ユエは出場してた……あれ? つじつまが合わないきが……。」
友「それで正解なんです。」
神「そう、正解なんだ。」

おお、神童先輩、カップル状態から抜け出しましたか(←オイ)

天「どういうことですか、神童先輩?」
ユ「あのー、俺から言っていい?」

つか、ちゃんと言っておきたかったし。みんなもしらないことだし。

ユ「じつは、俺、まだ小学6年生なんだ。」
全「……………………………………………………………………………………えええ——————————!!!?」

ちょーっ! 授業始まる五分前!「あなたたちの声はなんキロまでとどくでしょう!」のコーナーで、そういう声は出そうか!!
うん、つか、ヒジョーにメーワクだと思うんですがッ。

ユ「シーッ、静かにして! ……はあ。にしても、なにが書かれてるのやら。」

俺が封筒をひらくと、そこには——……


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短い……。
また新しくつくろうかな〜。

ユ「やめろ。」