PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【コメ下さい】ボカロ曲物語〜歌の世界を君に〜【偽善正義】 ( No.29 )
- 日時: 2012/01/28 17:43
- 名前: 流夢 (ID: O72/xQMk)
【偽善正義】
—これは、悠の1年前の心情を表した物語・・・。
もう、疲れたよ・・・。
嘘つきの偽善者なんかであり続ける事が。
正直で・・・、良い、かな?
今の内に・・・君には知っていてもらいたい。
だから君には話しておきたいな。
悠「私の・・・本当の、気持ち」
私は、誰かと違うのが恐い。
そう思ってる。
だから、作り笑顔の下に潜んでるの、Lear(うそつき)な私。
でも、誰かと同じなのも嫌だ。
そうも思う。
だから、私は頷きの奥でも見え隠れしているLear。
孤独が恐い。
私は、仮面を被っていた・・・、被っている。
今、この瞬間でも。
君と話していても仮面は外さない・・・、外せない。
悠「私は嘘つき。偽善者Lear」
どうしようもない嘘つきを笑えよ。
私を笑いなよ。
どうしようもない偽善者を笑えよ。
私を笑ってよ。
誰か、君でも良いから、この偽善者を消して。
悠「私を、消してよ!!」
誰かと同じように振舞って、誰かと同じ気持ちになってた。
私は誰かと違うのが嫌だから。
でも、もう嫌。
誰かの噂話が気になって、夜も眠れない日があった。
恐がりな私。
でも、もう嫌。
孤独が恐い、何時も誰かと一緒じゃなきゃ嫌だ。
そうしていって、今の私。
卑しくて、汚い私になった。
もう・・・本当に疲れた。
どうしようもないけどね。
もう消えたい。
消えたくて仕様が無い。
私を・・・消して。
どうしようもない嘘つきを笑え。
どうしようもない偽善者を笑え。
どうしようもない偽善者を・・・消して?
私の存在を消してください。
どうしようもない嘘つきが歌う。
この歌を。
どうしようもない偽善者が歌う。
正義の歌。
どうしようもない偽善者の偽善が、私を消して行く・・・。
悠「偽善の正義なんて、いらない。だけど私は、偽善者Lear」
【偽善正義:END】
PR