二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ小説【新たに一から】ヘッドフォンアクター ( No.13 )
日時: 2012/01/11 18:48
名前:  木苺 (ID: DrkZ5g/p)



「ねぇ?イア。この服、どう思う?」

クラスの一人の女子が南 イアに雑誌を見せて問いかける

「……いいんじゃないかな?」

イアは無表情のまま答えた

クラスの女子は「だよね!」と、満面の笑みで答えた


イアは皆から、不思議がられている

笑ったり、怒ったり、悲しんだりしない。

ただただ、無表情のままで。

イアは昼休みになると屋上へ行き、街の景色をぼんやりと見つめている

決して話しかけにくくはないらしい。

話しかけると、色々答えてくれるし、いろんな知識が豊富。

皆が知らないことまで知っているから、人気は徐々に高まっていった




高校帰宅後

自分の私服に着替えた

そして

イアは机の上にあったゲームを手に取り、電源をつけると、自分の部屋にあるベッドの上に寝転んで、ゲームをし始めた

ピコピコピコッ

数分すると

「……飽きた」

ゲームは飽きたらしくベッドの上に電源付けっぱなしで放置。

そして、ラジオを流した

「次は、○○さんの曲。□△です!」

—あ、これ私の好きな曲だ

ワクワクしながら曲を流れるのを待った

イントロが流れ出した途端

「—き……緊急事態です!」

曲は止められ、急にニュースに変わってしまった

「緊急……事態ぃ?」

何を言ってるのかさっぱり。

そして

衝撃的な言葉が告げられた

「ひ……非常に残念な……事ですが、本日地球はお……終わります」

とどこかの国の大統領が泣きながら話していた

イアは唖然としていた。

「は……?なにを言って—」

こ、こんなの、国民を脅かす為のドッキリか何かだろう?

そう思い込みながら、カーテンを開ける