二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 夏目友人帳 妖しきものの存在 ( No.1 )
日時: 2012/01/13 19:18
名前: 睦月 (ID: rAx5Jgmp)


「ニャンコ先生。買ってきたぞ?」

おれはアイスを冷蔵庫に入れて、2階へあがる。

「あ…れ?」

おれの部屋に、ニャンコ先生の姿はなかった。

「パトロールかな?」

おれはそう言いながら窓を開ける。

「涼しい…」

「貴志くん、ちょっといいかしら?」

「あ、いいですよ。今行きます。」

おれは階段を駆け下りる。台所で塔子さんはどこかに出かける準備をしていた。

「何でしょうか?」

「ごめんなさい。今日の夕飯の海老を買うのを忘れてて、今から買いに行ってくるわね。」

「海老?もしかして今日は海老フライですか?」

「ええ。…そういえば、貴志君は冷蔵庫にあった物を何か食べたかしら?」

「いいえ?どうかしたんですか?」

「あっ、いいのよ気にしないで。」

「そうですか。…いってらっしゃい。」

「ええ。じゃあ、留守番お願いします。」

「はい。」

カララン。

塔子さんは急ぎ足で、家をでた。