二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂・オリジナル小説 ( No.13 )
- 日時: 2012/02/10 19:57
- 名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)
第九話☆
美琴視点のコメディ話。
佐々木さんのキャラが…
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
どうも、水無月美琴です。
突然だけど……私の上司は変人だ。
いきなりこんな言葉で始めるなんておかしいと思うが、きっぱり言わせて欲しい。
私の上司、佐々木異三郎はほんっっとに変人です。
彼はエリートのエリートによるエリートのための警察組織(自称)、見廻組の局長。
普段は無表情で黙々と仕事をこなす、エリートと言ってもいいような人物。
´´´
実際、「三天の怪物」とか言われて恐れられているとか。
この前、真選組と一悶着あったときも、あっさり問題を解決してしまった…らしい。
でもね———
一度彼とメルアド交換すれば、私の言っている意味も分かってもらえるだろう。
´´´´´´´´´
徹夜明けのとある朝。
一晩中パソコンの前に座っていたので、息抜きに庭に出てみる。
「ふぁあ〜」
腕をぐんっと伸ばして、大きなあくびをした。
太陽の光が眩しい。
ちょっと庭を散歩しようかと思ったとき、ポケットから軽快な音楽が聞こえてきた。
私のスマートフォンに、メールが届いたのだ。
ごそごそと取り出し、メールを開く。
『新着メール一件:サブちゃん』
その文を見て、一気にテンションが下がる。
内容を見てみると——
『 みこちゃんへ☆☆
オールナイト乙だお(´ω´) つ旦
これで溜まってた仕事はとりあえず終わりダネ♪
今日はゆっくり休んでもおk☆☆☆
P.S髪から枝毛でてるよ(笑)
女の子は身だしなみに気をつけないとネ☆ 』
「余計なお世話だコラァ!あと何処から見てんですか!」
スマホの画面に向かって、思いっきりつっこんだ。
朝から余計なエネルギーを使ってしまった…
そう思っていると、視界の隅の木の影で、白いロングコートがひらりと揺れたのが見えた。
「居るんなら口で言ってくださいよ!」
やばいやばいやばい。
この人はほんと変。
クールで冷徹な局長だと思ってても…
メール上では半端なく人格が変わるから。
キャラ崩壊なんてもんじゃない。
いわゆる、『ケータイ依存症』というか…
『メール弁慶』。
毎日ふざけたメール送りつけてきて…
昔は、真面目すぎる人ってくらいに思ってたのに…
とにかく、この人とメルアド交換したら、精神的にやばいことになるから。
特に、普段の顔を知ってると、ギャップが…
あと、変なニックネーム付けられる。
私はまだいいとして…
ノブちゃんは『ノブたす』、真選組の副長さんは『トシにゃん』、あと『銀たん』なんて人もいた。
被害者の数やべぇ…
あのメール依存症をどうすれぱいいのか…
私も人のこと言えないけどね。(パソコンに浸かりきってますから)
そしてこのタイミングでまたメール。
『 みこちゃんへ☆☆
人のことそんなに言うのヒドイお(’ε’)
メール弁慶なんかじゃないよww
P.S 後でノブたすと三人でミ●ドいこーよ♪
奢ってあげるから☆☆☆ 』
「・・・」
こんな上司もう嫌だ。
〈fin〉
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
有り難うございました〜
なんかメチャクチャな話でした(笑)
自分でも思うけど…ギャグ回とシリアス回の差が激しいw