二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・オリジナル小説 ( No.36 )
日時: 2012/03/07 19:57
名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)

第25話!

やっと学年末テスト終わったので、マトモに更新できるようになりました。

最近家の周りにネコがよく来ると親に聞いて、思いついたネタ。
ノブちゃんキャラ崩壊注意です。

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…見てみぬふりをしたほうがいい事ってありますよね。


涼しい風が吹く、秋の昼下がり。

水無月美琴は、なぜかそんなことについて思案していた。

「見なかった事にしよう。そうしよう」

ブツブツと、自分に言い聞かせるように呟いている。

何故かというと——


彼女の目前で、今井信女が…あの、無口無表情で冷徹な、今井信女が…

  子猫の頭をなでながら、その子猫に語りかけていたのだから。


美琴がそれを目撃したときは、『驚愕』としかいえなかった。

腕に抱えていた分厚い本(佐々木局長から預かった大切なブツ)を、地面に落っことしてしまうくらい。

本は、どばさんっ!と派手な音を立てて、地面(前日の雨により、若干ぬかるんでいます)に墜落。

地面にダイブした本を拾いもせずに、信女を見つめる美琴。

(この人にも、こんな一面が?)

幸い、彼女は本が落ちた音に気が付かなかったようだった。

鈍い。普段の彼女ならありえない。

(そこまでねこちゃんに集中してるんですか…)

そう思いながら、美琴はさりげなく木の影に移動。

そりゃ、大抵の人ならしてしまうであろう…影から様子を観察。

さながら、どこぞの組織のストーカー局長のように、じっと見つめる。

すると、聞こえてきた会話(?)が…


「みゃー」

「お腹すいたの?(無表情)」

「みゃーん」

「ふさふさして気持ち良いね(無表情)」

「みゃっ、みゃー」

「おいでー(無表情)」

「みゃーん」

「よしよし、いい子…(無表情が若干優しく)」

「みゃーみゃー」

「あったかーい…(無表情<優しさ)」

「みゃーん」

「みゃーみゃー」

  〈続く〉
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長くなったので前後編に分けます。