二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・オリジナル小説☆参照数1000感謝です! ( No.73 )
日時: 2012/04/23 20:15
名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)

第33話です

前回の続き。
信女ちゃんは料理下手だと勝手に決め付けた←オイ

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「材料は、薄力粉、ベーキングパウダー、卵、砂糖——」

「薄力粉ってこれ?」

それは片栗粉。ドーナツできませんよ?

「ボールに卵を入れて泡立て、砂糖を加えて——」

グシャッ!

…卵は握り潰すものではありません。

「バニラエッセンスを少量——」

「あ、いい香り」

確かにいい香りだけど…それ、『少量』ではないな。

「粉類を振るいながら加え——」

言ってる傍から直接投入。THE・目分量。

「牛乳とバターを鍋にいれ、火にかけて——」

誰が沸騰させろって言いました?

「粉と、木べらでさっくりと混ぜ——」

…『さっくり』より『ぐちゃぐちゃ』の方が似合うね。

「う、打ち粉をふった台に生地をのせて——」

生地、異常にドロドロなんだけど!


「…ドーナツ型で生地を抜きます」


ふう…

ここまで辿りつくまでにおよそ2時間。

このドーナツ…

既にドーナツじゃないよ!!

   〈続く〉
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