二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・オリジナル小説 ( No.8 )
日時: 2012/01/23 22:54
名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)

第七話…というか、お正月話のオマケ。
短いです。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

その後、屯所に戻った美琴は、パソコンを起動させ、ある事柄について調べていた。

佐々木が送ったメールの宛て先をつきとめたのだ。

「坂田銀時、か」

「何か調べてるの?」

風呂から上がってきた信女が、パソコンの画面を覗く。

「何でもありませんよ」

そう言って、パソコンを閉じる。

「いい初夢、見られるといいですね」

「ええ」

押入れから布団を引っ張り出しながら、信女が答えた。

美琴はあくびを一つしてから、呟いた。

「あ、佐々木さんにお年玉もらうの忘れた」

「だからそれは要らないって」

「そうでした」

そんなやり取りをしていると、ふいに信女が声を出した。

「あ」

「どうしたんですか?」

「雪…」

「うそっ!?」

驚いて縁側に飛び出す美琴。

すると、眼鏡に白い粒が落ちてきた。

空を見上げると、ちらちらと粉雪が舞い降りてきていた。

「綺麗…」

信女も、思わず呟いた。

「ほんとですね…」

二人で見上げた夜の空は、なぜか明るく見えた。


              〈Fin〉

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

言い忘れてましたが、感想・コメント・リクエストなど、
どんどんどうぞ。
それでは、また。