二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・オリジナル小説☆参照数1500感謝です! ( No.80 )
日時: 2012/05/21 20:47
名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)

長らくお待たせしましたー!

10日って言っていたのにかなり長いことこれなかった…
何故毎月のようにテストがあるのだろうか…orz
まあそんな時は信女ちゃんの事を考えてテンションを上げます!

こんな駄文小説だけど、待っていてくださった皆様…ありがとうございます。

本日、5月21日は『金環日食』があったので、
番外編みたいなものを書いてみました。


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

「きんかんにっしょく?」

「そうですよー、世紀の天体ショーですよ、ノブちゃーん!」

「金柑…嫌いではないけど…」

「『金環』です」


数日前からテレビなんかでよく言われている『金環日食』。

『世紀の天体ショー』だの、『数十年に一回の奇跡』だの、大きく言われているが…

正直なところ、私もその詳細を昨日初めて知った。

日食は明日で、素直に面白そうだなあと思い、ノブちゃんに報告してみたらこの反応。


「興味ない」

「ですよねー」


基本、『ドーナツ以外には興味ありません』(ハ○ヒ?)な人だから…

一応、金環日食についての解説(テレビの受け売り)を語ってみる。


 「金環日食というのは…簡単に言えば、太陽が月の影に入って起こる現象です。

  月が太陽のすべてを隠したら『皆既日食』、太陽の一部を隠したら『部分日食』と言い、
 
  太陽と月が綺麗に重なっても皆既日食にならず、太陽の一部がはみだして金色のリング状に

  見える現象を『金環日食』と言うんです。これは、月の軌道が楕円を描いて———— 」


「難しすぎてわからない」

「長文語ったのにー!」

この人に、論理的な解説は無駄だ。

ならば…


「もっと簡単に言うと、太陽がドーナツみたいな形に——」

「どこに行けば見えるの?雲の上?」


変わり身速っ!

瞬間的に起き上がったよ。

気のせいか、口の端からよだれがたれているような…

「雲の上とかじゃなくて…普通に此処からでも見えますよ。専用のグラスを使えば…」

「あるの?あるの?」

「既に用意済みです」

「おおー」

ふっ、さすがに数年も一緒に暮らしてたらこの人の操り方にも慣れてきた…

なんて思って、次の日の朝を迎えると…



「美琴のうそつき。嫌い」

「嘘ついた覚え無いですけど!」
  
かなり曇っていて、見えるかどうか不安だったけど、屯所の庭に出てきた私たち。

他の隊士さんも数名見に来ていて、盛り上がっていたけど…

一人、場にそぐわないテンションのお方が。

「だから…何が嘘って…」

「ドーナツじゃない」

「はい?」

「これをドーナツとは認めない」

妙なとこで意地張るね。

細くてもリング状だし…ドーナツでしょ?

「ドーナツみたいな形になるって聞いたから、太陽が8個に分裂するのかと…」

「どんな怪奇現象だ!!」

そうか、彼女の言う『ドーナツ』の定義を間違っていた。


[ドーナツ=団子状のものが8個くっついた、マスドの例のアレ。]


「もう一眠りしてこようかな…」

「折角早起きしたのにー!」

   〈fin〉
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


私の住んでいる地域では、前日に雨が降っていて、今日も曇っていたけど奇跡的に見れました!良かったです。


>>79

応援ありがとうございましたー!!
自分の出来るだけの力を出してきました。

結果? …それは聞かないで。