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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ととモノ。】鬼畜生徒のテキスト ( No.19 )
- 日時: 2012/02/12 20:43
- 名前: 獅子桜 俺 ◆zuYkW5SYP6 (ID: TjCRtQ22)
【十時限目 それぞれ道があるものです。】
「貴様……その銃はっ!?」
「……」
男の持つ2丁の武器・ライオンを見、ベーゼは言った。
「貴様、『四季』かっ!」
「そうだよ、ベーゼ」
四季は呟くと同時に、ベーゼに銃口を向けた。
「キミの魔力がこの辺りでウヨウヨしていたからね……ボクはそれを辿ってみれば……」
四季は、黒こげになっているゼロムと、膝をついて動けなくなっているフィナーレを見、言った。
「……『ミナツキ』以外の見知った顔があるじゃないか。 そして、キミはその見知った人達をどうしようっていうの?」
「無論。 胸を貫かれし痛みとセレスティアの絶滅……その2つを片付けようとしただけだが?」
「……まだキミは、セレスティアが嫌いなんだね?」
「当たり前だっ! 愛だの正義だのと語り、本来相容れぬセレスティアとディアボロスの異性恋愛、そんなもの、断じて認めぬわっ!」
「なんで? ワケ分かんないよ?」
「陰と陽、有と無、+と−……相容れぬ存在は、啀み合い続ければ良いのだっ!」
「っ! この馬鹿がっ!」
四季がトリガーを引こうとした、刹那。
「サセマセンヨ?」
「!? くっ!」
横からザジャンSが攻撃を仕掛け、四季の攻撃を妨害した。
「ふん……とにかく、我は貴様ほど情を持っているワケではない。 さらばだ」
それだけ告げると、ベーゼとザジャンSは『影』に飲まれ、消えた……——
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