二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ととモノ。】鬼畜生徒のテキスト ( No.20 )
日時: 2012/02/16 18:52
名前: 獅子桜 俺 ◆zuYkW5SYP6 (ID: TjCRtQ22)

【十一時限目 恨み持たれてしまったんです。】
ベーゼが去り、四季とフィナーレは、ゼロム達を運んでいた。

「イデデデデ!? 馬鹿、髪はイテェよ! マジイテェ!」
「「……」」

……四季のみ、ゼロムの後ろ髪を引っ張って引きずっていた。

「テメェ四季ゴルァ! なぁに人様の髪引っ張って

ドゥン! ドゥンッ!

                       ……」

何があったのか?
答えは簡単、ゼロムが撃たれたのだ。 四季に。

両膝と頭を打ち抜かれ、ゼロムは倒れた。

「……フィナーレ、『リバイブル』」
「……はい」

四季の指示通り、フィナーレは『リバイブル』を唱え、ゼロムを復活させた。

「テメェコラ四季ぃ! 何しやが

パァンッ! グシャァッ!
               っ!? があああああああああああああっ!」
「……」

復活早々、ゼロムは右肩を撃たれ、さらに傷口を踏みにじられた。

「……これは、キミがボクの忠告を無視した事と、ボクを踏んづけた事の恨みだ」
「あぁ?」
「そして……」

ダゥン! ダゥン!

「っ!? ぐがぁっ!?」
「……これが、ボクのお菓子を食べた恨みだ」
「四季さん……これ以上はゼロムが……」
「……まだだよ

タァンッ!

       ……『リバイブル』宜しく」
「……」

四季はゼロムの頭を撃ち抜き、再び『リバイブル』を唱えさせた。

「……さっきのは、ボクを再び踏んづけた時の恨みだからね?」
「だからっつって、タマァ張るようなモンじゃねぇぞ普通!」
「黙れ」

ダゥン!

「NO!?」

ライオンを撃つ四季の攻撃を、ゼロムは避けた。

「さっきのは……ボクのお菓子を食べた恨み!」
「しつけぇよ! ぶちのめしたろか四季君よぉっ!」
「……」

四季とゼロムのやり取りに、フィナーレは頭を抑えた……——