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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ととモノ。】鬼畜生徒のテキスト ( No.27 )
- 日時: 2012/03/16 20:41
- 名前: 獅子桜 俺 ◆zuYkW5SYP6 (ID: TjCRtQ22)
【十六時限目 俺と(自称)魔女とパワーボム。】
「まずはその面を拝ませてもらうぜぇっ! あぁ?!」
「やめっ」
ゼロムは黒い笑みを浮かべ、犯人の帽子を無理矢理奪うと……。——
……そこには、青い髪の、種族『ディアボロス』の『女子生徒』の顔があった。
「……」
「……」
ゼロムは、女子生徒の帽子を持ったまま、クシナ、フィナーレ、四季の3人のほうを見ると……。——
「「「……」」」
「……」
……『女を襲う変態を見るような光の籠もっていない目』で見てる。 怖いわ。
「……いや、違うぞ?」
「「「……」」」
「言っておくぞ? 俺は変態じゃねぇ、変人だ。 そこんとこ間違えんじゃねぇぞ?」
「「「……」」」
「決して、『女だひゃっはぁっ! 襲っちゃるぜぇっ! へっへぇい!』なんて考えてねぇぞ? うん」
「「「……」」」
——ゼロムのほうに、何か怪物を見てるかのようにいた女子生徒は、調子を取り戻し……。
「はっはっは! よくぞ私が犯人だと気づいたな!」
「気づくわ、五月蠅いわ、黙れ馬鹿で無知能な小娘め」
「ゼロム、少しソフトに言いなよ……」
小物程度なら即座に死にいけるような不機嫌さと眼力を持ったゼロムを、四季は宥めさせていた。
「うぅ、何だろう……涙が出そうになる……まあ、これでも『魔女』なんですよ?」
「……そうか。 じゃあよぉ……」
いきなり全員の目の前で、ゼロムは自称『魔女』の足を掴み、
「俺のこの汚名、この渾身のパワーボムで粉砕しちゃるわぁっ!」
ドゴォッ!
「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!?」
自称『魔女』は哀れ、ゼロムのバハムーン特有の馬鹿力で行われたパワーボムを受ける事となった……——
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