二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ととモノ。】鬼畜生徒のテキスト ( No.43 )
- 日時: 2012/06/23 20:21
- 名前: 獅子桜 俺 ◆zuYkW5SYP6 (ID: TjCRtQ22)
【二十八時限目 とんとん拍子で話を進めます。】
「……暑いな」
「ゼロム、口閉じてて」
ゼロム達は、この日射降り注ぐ太陽の下、『枯渇の原道』を歩いていた。
「此処以外に、ドラッケン往けるとこってあっか?」
「……『スノードロップ』の、『憩い受け継ぐ街道』ぐらいじゃない?」
「……あそこ、寒くて無理だわ……。 ……こっちが正解だな……」
ゼロムは愚痴を零しつつ、ふと、ある注意事項を言った。
「そうそう……此処は昔は町があったらしいが、今じゃ流砂がそこらにあるから、足下に気を付け……」
「ゼロム、忠告遅い」
見れば、四季が流砂に流されつつ蠢き、「タスケテー」などと言っているではないか。
「四季いいいいいいいいいいっ!?」
「ミナツキ! ゼロムが大きなワシに肩を掴まれて誘拐されているわっ!?」
「そっちでもかっ!? まずは急いで四季を救出! その後、四季にワシを狙撃させろ!」
ミナツキに指示されるがまま、フィナーレは四季を流砂から、引きずり出し、四季に大まかに説明。 そして、ワシを撃ち抜き、ゼロムを救出した。
「……漫画でいって、1ページも経ってねぇぞオイ?」
「これは小説だ。 どんぐらいなのかは、不明瞭だ」
ゼロムの言葉に、ミナツキは相打ちを打ち、流した。
「ちなみに、作者が『面倒くさい』と『天丼は拙い』との事で、かなりすっ飛ばしてドラッケンまでもう少しだ」
「マ ジ で ! ? メンドくさがりパネェなっ!?」
事実知っちゃいけませんよ。
まあ、ミナツキさんの言うとおり、もうすぐドラッケンに着きますよ。
「うおぅ……めっちゃデッケェなオイ……」
「当たり前だ。 此処は『三大冒険者学校』がひとつ、即ち、名門中の名門だ」
「へーそーなんだーわーすっげー(棒)」
「……ゼロム、話聞いてるの?」
「はっきし言う。 興味ねぇよ」
ゼロムが欠伸しつつ、そう答えた、矢先……。
「どいてえええええっ!」
「んぁ?」
ゼロム達の方へ、何者かが、走ってきた……——