二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: NARUTO〜火影になるために〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/05 20:58
- 名前: カノン (ID: L0v6OTPI)
第一話「うずまきナルト(前編)」
ひそひそ・・・・
「あの子よ。九尾の・・・」
「しっ。禁句よ、その言葉は。」
里を歩くと聞こえてくる・・・・・
九尾を批判する声・・・・
それがいやで、ナルトはいつも修行ばかりしていた。
人目のつかない場所で。
「はあ、はあ、はあ・・・・」(ナルト)
「ナルト、いい加減休め。倒れたらどうする。」(九尾)
「でも・・・」(ナルト)
「アカデミーへは行かなくていいのか?」(九尾)
「え!?もうそんな時間?」(ナルト)
「忘れてたのか・・・・。もう遅刻だ。」(九尾)
「行かなきゃ!」(ナルト)
ナルトは荷物を持ち、バタバタと走ってアカデミーに向かった。
アカデミーに着くと、自分のクラスの扉を開ける。
「ナルト!何で遅刻した?」(イルカ)
担任のうみのイルカがナルトに問う。
ナルトはイルカをまっすぐ見て言う。
「修行していて時間を忘れていました。」(ナルト)
「本当に修行してたのか?」
「サボろうとしてたとか?」
ひそひそアカデミー生徒たちが言う。
「おい、おまえら!やめr」(イルカ)
イルカが注意しようとしたそのとたん、ひそひそ話していた
生徒たちが何者かに吹っ飛ばされた。
「おい、それ以上ナルトの悪口を言ってみろ。このわしが
もう一度吹っ飛ばしてやる。」
みんながその声の主のほうを見る。
声の主は九尾だった。
・・・・怒り狂っている。
「きゅ、九尾!やめて!!」(ナルト)
「・・・・なぜとめる?憎くないのか?」(九尾)
「憎んだって・・・・・・何かが変わるわけじゃない・・・」(ナルト)
九尾はそれを聞くと、ナルトの中に戻っていった。
その後は大変だった。
吹っ飛ばした子の親にボコボコにされたりもした。
ようやく夜になってから家に帰り、フラフラとベッドの横にある
窓を開けた。月がきれいだ。
「なんで・・・・なんでみんなみとめてくれないの・・・・」(ナルト)
ナルトは・・・・泣いていた。
九尾は黙っているしかできなかった。
「認められる方法、教えてあげようか?」(?)
突然、窓の外から声が聞こえてきた。
その声の主は・・・・・・・