二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.118 )
- 日時: 2012/03/03 21:39
- 名前: 快李 (ID: LV1xpENB)
第三十七夜 -鍛錬終了-
卦尹said
太陽——
地球を明るく照らす惑星
それだけではない
安定した気候を保ち、生物が住める環境を作る
もしも無くなれば
世界は暗闇と氷の世界になり
空気は固体となってしまう
月—
太陽の光を受け、夜の世界を照らす惑星
もしも無くなると
潮の干満がなくなり
地球の自転スピードが今より速くなる
どちらも大切な存在
なくてはならない
大切な惑星
その惑星達が今
闘いの幕を開ける————
卦「かん・・・せ・・い・・・・っと。ありがと千年公」
千「いえいえ」
卦「ハー・・疲れた。太陽の方が惑星が多いからな〜・・・」
千「貴方が入れば大丈夫でしょウ」
卦「そう?」
俺は千年公がいれば
大丈夫だと思うけどな
卦「・・・まぁ、地球を壊せば・・・人類終わるけど。でもアイツ・・攻撃してもすぐに怪我治るんだよなー・・」
千「そうだったんですヵ?」
卦「え?言わなかった?」
千「ええ」
卦「・・・」
千年公って
とことんわからん
千「・・・」
卦「・・・」
千「いつあかすのですか?太陽に」
卦「?ああ。あれ?千年公のシナリオの中で」
千「ロードのマネですヵ?」
卦「うん」
ロードも
アレンが気に入ったみたいだし
・・・
卦「千年公。なんで俺の事見捨てたの?」
千「・・・・・・」
それから
一日
二日
三日
ずっと沈黙が続いた
声をかけたい
でも
そんなことをしたら
返事が返ってこないのではないかと
恐れていた
そんな時
千年公が口を開いた
千「見捨てたわけではありません。ただ—」
卦「もういい・・・。鍛錬付き合ってくれてありがと。じゃあね」
バタン
見捨ててなんてない
そう言って欲しかった
千年公の事
少しでも信じてたのが
バカだった
そうだよ
おれがバカだったんだ
千「・・・」
レ「伯爵タマ?なんで言わなかったレロ??」
千「言ってしまえば・・・ますます闘いに関わってしまうかもしれないのデス」
レ「でも・・・伯爵タマ鍛錬に付き合ったレロ」
千「・・・いいのデス。また・・
無力にしますカラ」