二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.17 )
日時: 2012/02/04 22:13
名前: 快李 (ID: VNDTX321)

        第七夜  -それぞれの意思-

卦尹said


ア「あの光は・・・!まだ生きてる!!」
ト「ウォーカー殿!!」
由「アレン!」
神「放っておけ 急がないと・・結界がもたない」
由「ぇ・・・でも・・」

・・・由尹が心配なら仕方ないか

卦「由尹。神田と一緒に行っといて」
由「ぇ?何処か行くの・・・?」
卦「アレンのトコだよ 心配なんだろ」
由「!!ありがとwwお兄ちゃん!」
卦「・・・神田 頼んだよ」
神「例えコイツが殺されそうになっても・・・任務遂行の邪魔だと判断したら、俺はコイツを見殺しにするぜ」
卦「由尹は死なない 死なせない 例え殺されそうになっても、その前に戻る」

神田は外見は良いのに中身はな

由「気をつけてね?お兄ちゃん」
卦「うん 行ってくる」


   ハァ・・・ハァ・・・・・
         ハア・・・・

AKUMAから逃げるファインダーの一人。
   見上げる月夜には、団服を来た白髪の少年。アレン。

??「エクソ・・・シスト・・・」
L1「フヒヒ」

    ダラララララララララ
間に合わなかった。
悲しみが抑えきれず
アレンはイノセンスを発動し
AKUMAを破壊した
その横からも、別のAKUMA
一度壁に隠れるアレン

    トントン

ア「!?」

急に肩を叩かれ、誰かと思うと
真面目な顔をした卦尹がいた
卦尹もこんな顔をするのか・・・

卦「バカだろ 勝手に動くなよ もやしって呼ぶよ?」
ア「え・・・」
卦「?何」
ア「・・本当に・・卦尹ですか?!性格が・・・」
卦「由尹の前だからあんな風に演じてるだけだ」
ア「えぇえ!?演じてるんですか?!どうして!?」
卦「・・・めんどくせえな で どうすんの」
ア「え?」
卦「ハ?これからどうすんだよ」
ア「えっと・・・」
卦「考えてねーのかよ!バカか!行ったら何するかくらい計画しとけよ!!」
ア「う・・すいません・・・つい夢中で・・」
卦「・・・」

本当にアレンはなんなんだ
   人が良すぎる 少しは自分の命の事くらい考えろよ

卦「AKUMAの量が多い
     一旦神田と合流するか」
ア「ボクは早く合流したいな・・・」
卦「今何か言った?」
ア「え・・・いえ!(こんな卦尹・・・・絶対慣れない...!)」
卦「・・・」

自分だって好きで由尹の前であんな風にしてるわけじゃない
ただ、自然となってしまうのだ。大切にしたくて・・・

卦「由尹も、神田んとこに置いといたら何されるかわからないしな」
ア「え?」
卦「任務遂行の邪魔だと判断されたら・・・見殺しにされる」
ア「・・・・」

見殺しになんてさせない
早く合流しなければ・・・——