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　　　　　　　　第五十九夜　　-揺れる想い-

金星said


金「天が居るなら・・・」

月もいるか?
いや
流石にないだろ
いやしかし
もしいたら・・・
太陽様の安全が第一だし
でも絶対言うこと聞かないだろうし・・・・
かと言って
火も大事な火の玉使っちゃったし・・・
あああああああああああああああああああああああああああああああ!

　　　-解説タイム-

木「二話連続!?」
土「何かね、作者が入れたくなったらしいよ」
木「作者って誰?てか解説!」
土「ゴホン。火の玉とは—・・・えっと?」
木「もういいわ!火の玉は、初代太陽様が開発した仲間に合図を送る為の物である〜」
土「そうです」

　　　-解説終了-

由「いかないよ。私。絶対に」
金「うっ・・・」

ホラ見ろ!
わたしにどうしろって言うんだ!?
月がいるかもしれないなら
絶対動かないに決まって—

由「火を・・・一人にさせない」
金「!」

月のためじゃなくて
火のため?

由「何もかも自分のせいにして・・・。火は一人じゃないって事、ちゃんと伝えたい」
金「それは今じゃなくても・・」
由「今じゃなきゃダメなの!!」

う
ううう・・・
うううう〜ん・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　うが止まらんぜ
ああ
どうしよう
こんな目されたらなぁ
・・・
やっぱ
初代太陽様に似てるな


　　　　　　　　　　きりまふ