二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.206 )
日時: 2012/05/11 19:53
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第六十八夜  -咎-

由尹said


由「わああ!?」

もう見境なしに破壊してるよお!;;

リ「・・・助けなきゃ・・・スーマンを助けなきゃ」

リナリーが
涙を流して言った


リ「教団で見たあの実験のことをどれだけヘブラスカに聞いても
   何も教えてくれなかった。咎落ちになったあの子がどうなったのか
   私は知らない・・・何も知らないの・・・」

やめて

やめてよリナリー
そんな顔しないで?
リナリーにそんな顔は似合わないんだから・・・

由「・・・行こう」
リ「由尹・・・?」
由「仲間を・・・家族を助けなきゃw」

リナリーに笑って見せた
スーマンの事に、何の感情ももってないワケじゃない
リナリーが泣くのに、嬉しいと思ってるワケじゃない
黒い靴が使えるようになって、よかったと思ってるワケじゃない

ただ

              リナリーに笑って欲しかった

リ「・・・ありがとう。''円舞 霧風''」

黒い靴で、スーマンの元まで行く

リ「スーマン!」
由「待ってリナリー!」
ア「この穴には踏み込まない方が良い」
リ「スーマン!私だよ!リナリー!わかる!?今助けるから」

リナリーは
スーマンに必死だ

リ「スーマン・・・・・・・・・!?」

でも

リナリーが呼んで
いくら待っても返事が来ない

ア「引きずりだぞう!    !?」

穴の中から女の子が出てきた
どうして!?

女「たすけて・・・おかあさん・・・どこ・・・?たすけて・・・」

!また中に行っちゃ—

        ガシッ

ア「うおおおおおおおおおおお」

アレンが女の子を引っ張り出した

                  と同時に

アレンが穴の中へと吸い込まれていく

由・リ「ア・・・っ」

二人でアレンに手を伸ばす

                  が

帰ってきたのはアレンの手ではなかった

女の子・・・?

ア「この子を・・・」

アレンは完全に穴の中に吸い込まれた

リ「アレンくん・・・!アレンくん!!」
由「アレ・・・・ン・・?」
リ「アレンくん・・・ !?この子・・・息をしてない!!」
由「え・・・!?」
リ「ここじゃこの子を助けられない!降りないと・・・・でも・・・・・」

・・・

由「リナリー。私がここに残るよ」
リ「!?何言って・・・」
由「アレンと私を信じて・・・リナリー」
リ「・・・っ」
由「リナリー・リー!!」
リ「!・・・・・わかったわ。アレンくんをお願い」
由「・・・うんw」

本当は怖い
自分みたいな器が
アレンを守れるのかと
そう考えると

              怖くなってきた・・・・・———