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　　　　　　　　第七十九夜　　-ごめんなさい-

火星said


火「でも・・・・太陽様が月は死んだって!」
天「生きてます。・・・ノアがそう思っているだけでしょう」
由「・・・おに・・・ちゃ・・・・・」
火「・・・っ」

・・・クソッ

天「ネックレスはたぶん・・・伯爵とぶつかった時に落としたのでしょうね」
由「・・・」
火「で・・・他には?」
天「特にないです。では・・・太陽様もお体をお大事に」
火「!?」

太陽・・・''様''・・・?!
敵なのに・・・なんで様なんて・・・・

火「おい・・・てんn—」
天「では」

・・・チッ

追いかけようとした
でもそうしたら
太陽様を一人にするのでは
また失ってしまうのではないかと
恐れた

火「・・・太陽様」

ただ部屋には
機械音が鳴り響いた


水星said


コ「内緒に・・・?」
水「・・・卦尹さんはご存知ですか?」
コ「うん。エクソシストだけど・・・卦尹くんがどうかしたのかい・・?」
水「卦尹は・・・ノアの一族の一員です」
コ「!?え・・卦尹くんが!?」

食いついた

水「はい」
コ「だから・・・様付けして呼ばれてたのか・・・・!?」
水「?」

ああ
傘ゴーレムですか

コ「卦尹くんが・・・っ」
水「大変急な事かもしれませんが」
コ「・・・わかった・・・ちょっとゴメンね」

・・・
電話を手にとった
・・・・・・来る

コ「リーバー班長?僕だ」
リー『どうしたんです?今お客さんとはn—』
コ「全教団員に伝えてくれ・・・・卦尹くんは・・・エクソシストではなく



　　　　ノア対象とし、全エクソシストが見つけ次第、闘うと」
リー『!?室長・・・どういう事ですか!?』
コ「由尹ちゃん達は知ってたそうだけど・・・秘密にしてたらしい
　　　 卦尹くんは・・・ノアだ」
リー『な・・・・でも・・』
コ「・・・・」
リー『・・わかりました。今すぐ伝えます』

　　　ガチャ

・・・

水「では・・・失礼します」
コ「うん・・わざわざありがとう」

ごめんなさい太陽様
本当に・・・ごめんなさい!!


海「うまくいったね」
水「・・・そうですね」
海「迷うね。どっちが白でどっちが黒なのか」
水「・・・では、私は地を探すので」
海「俺は月様。また何かあったらよろしく」

・・・
月は一体どこに・・・



地「うぅうん

　　　どこじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!!
　　　　何これ!?何で俺だけこんな扱い!?どこだよおおおおおお!!!!!」