二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.262 )
日時: 2012/05/11 20:08
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第八十六夜  -人の意思-

火星said


バ「衝撃を与えないよう注意するんだ。今の二人の身体は個々の物質の構造がゆるくなっている
      おそらく些細な衝撃でも二人は・・・分子レベルに崩壊するぞ!!」
金「・・・えぇえ!?」

太陽様の命は、俺に託された

今度こそ・・・
守り抜いてみせる

ウ「バク様!」
バ「ウォン!」
ウ「北地区の支部員はすべてこちらに避難しました」
バ「そうか、よし!例のものは?」
ウ「準備整っております」

・・・何かする気だな

バ「フォー・・・フォー頼む!お前が頼りだ」
フ「はっ・・・わかってらぁバク・・・」

バクと目があった
ああ
言いたいことはわかってるさ
手伝えばいいんだろ

     ドン!!

床から岩石が生えてきた

バ「フォー!金!木!!」
金・木「うし」
フ「よっしゃ」

4が震えた声で返事した
・・・大丈夫かよ

フ「ウォーカー。しっかりしろよ。お前見た目より全然根性あるから、大丈夫だよ」

息が荒い

フ「きっと発動できらぁ。頑張りな」

4がアレンの姿へ変身する
太陽様の意識はまだ戻らない
コロナも・・・そう長くはもたないはずだ

ア「フォー・・・っ!?何・・・を・・・!?」

岩が完全に道を塞ぐ寸前
4と金・木は壁の向こうへ向かった

金「時間稼ぐからさ」
木「太陽様・・・頼みまっせ」
火「・・・」
ア「やめろおおおぉおおぉぉおおおおお!!」

壁は完全に閉ざされた

ア「フォー、金、火・・・」


L2「おや。戻ってきたんだ?追いかけようと思ったのにつまらない」
フ「バイバーイ。バク・・・」
金「本気は・・・」
木「おひさでっせ」

    ドッ

バ「やめろウォーカー」
ア「開けてくださいバクさん!!」

もやしがバクの胸ぐらを掴む

ア「ここを開けてください!!」
バ「駄目だ」
火「落ち着けもやし」
ア「フォーを見殺しにする気ですか!!」

・・・
見殺シ
殺シ
ヒトゴロシ・・・

火「金と木もいる。舐めんなよ」
ア「違う・・・フォーは!!」

何でそこまで心配する
自分が死にそうなんだぞ
なんで他人の心配できるんだ

意味・・・わかんねぇよ

由「アレ・・・ン・・・・・・」
火「太陽様?」
ア「由尹・・・!?」
バ「澤羅!!」

目が泳いでる
見えてないんだろうな

バ「・・・君らは・・・エクソシストは我等唯一の希望なのだ。エクソシスト一人が死ぬことが・・・・・・・・・・・・

           どれほどこの戦争に影響することだと思っている!!」

・・・知ってる
でもだからって

バ「フォーは仕方ない。彼女のことを想うなら」

エクソシストの意思を
人の意思を踏みにじるのかよ

バ「今は耐えて・・・前に進むんだ」
ア「・・・冷静なフリしちゃって。ホントは腹ワタ煮えくり返ってるんじゃないですか

               ジンマシン出てますよ」
バ「へ・・・?」

大の大人が・・・

バ「あ、いや、これは・・・」
ア「バクさんの気持ちはよく分かりました。自分で開けます」

ハ?

ア「自分で開けて、前に進みます!!」



 予想はしてたよ

      三章長くなるネ