二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.267 )
日時: 2012/05/13 14:16
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第八十七夜  -小さな願いから 大きな願いへ-

由尹said


アレン・・・?

ア「バクさんがここを開けられないなら、ボクが開けます。ボクが一人で開けていけば文句ないでしょ!!」

アレンは本気だ
それはみんなわかってる

私は・・・アレンの望みを叶えたい
いつもアレンの足を引っ張って・・・
恩返しするとしたら、ここしかない!!

太陽を

??『力を』

希望を

??『未来を』

心をエネルギーに

??『命を・・・』

          ''由尹''

お兄ちゃん・・・っ


心臓を作れ・・・太陽・・・
この身は燃えてもいい
だから・・・

           お願い

火「・・・!?」
ア「由尹!?」
バ「澤羅!?」

大丈夫
動ける
苦しくもない

由「アレン」
ア「は・・・はい」
由「いつでも大丈夫」
ア「・・・・・・・・・・・・行きます。ありがとう。由尹。バクさん」
バ「・・・・・・ウォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・封神」

決めたんだ
みんなに会うには
お兄ちゃんに会うには
進むしかないって

道は開いた
進もうアレン

火は付いてこなかった
バクさん達を守ってくれる
フォー・・・よくわからないけれど
アレンが望むなら、助けるまでだよ

  ぁぁああああああああああぁああああああぁぁあああああ

!!

由「アレン!」
ア「フォーの声だ・・・どこだ!?」

           ガタッ

積み重なった岩石の中から出てきたのは・・・

由「金・・・木?!」
木「あ、太陽様!・・・ん?え!?」
金「なんで!?;;」
由「まぁ・・・落ち着いて;」
ア「フォーは・・・フォーはどこですか?!」
由「アクマ・・・」

耳がアクマの声を聞き取る

由「こっち!!」


由「いた!」

アクマがフォーにダークマターを刺してる
急がなきゃ・・・っ

        ドンッ

アレンがアクマの背に乗る

L2「!?」

アレンの左腕はまだない
まだイノセンスは使えないんだ
だから・・・私がやらなきゃ

笛を懐から取り出す

後ろに・・・誰かがいる気がする

??『一人じゃないよ』


今こそ、奏でるとき
今までよりも美しい音色を届けよう

                  響かせよう・・・——

イノセンス     発動

笛が金色に輝く
今なら
    吹けるはず

  スゥウ・・・


        ビキッ

由「え・・・?・・・・!?アレン!」

アレンの身体に・・・ひびが・・・

由「ぁ・・・ぅ・・・・・」

アレンだけじゃない
私にも・・・ひび・・・ガ・・・・・

金「太陽様!!」

踏ん張れ
今なら・・・・出来るんだ

L2「お前が澤羅か・・・お前も消す!」

アクマがアレンから離れた
今だ!