二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.276 )
日時: 2012/05/25 15:00
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

        第九十一夜  -そして眠りにつく頃に-

由尹said


ア「教えてくださいアクマ。誰に何処へ、ボクと由尹を連れて行くよう言われていたんですか?」
L2「『ダレにどこへ』・・・?くはは・・・助けテくれるナら、答エルよ!」
ア「・・・いいですよ。教えて?」

アクマの声は震えていた。あれ程傷を負ったのに
まだ破壊されないなんて

アレンは、アクマに向かって微笑む
その笑顔は、前のアレンよりスッキリとしていた

L2「プッ あははははそんな気ないくせに!そんなキ無イクセに!この道化役者!!」

アクマは叫ぶ
アレンは嘘をつかない
本気なんだ。それを、アクマはわかっていない

L2「くくくっノア様だ。ティキ・ミック卿ダよ!!」

さらにアクマは続ける

L2「江戸じゃ今ゴロどうなっテルかなァ!?オマえらの仲間!!あそコにハミック卿以外に4人のノア様ト
   伯爵様ガイル!!」

ノアが4人・・・千年伯爵まで・・・
ノア4人のうちに・・・お兄ちゃんはいるの?ネェ・・・・ねぇ?

L2「アァれ〜〜〜〜〜〜ん?ヤバイんジャなイ?」
ア「ありがとう」
由「アレン・・・」

あんな言い方されたら
きっとアレンは・・・

 アレンはアクマの身体を二つにし、破壊する

L2「ソコニある・・・ノアの方舟に乗っテイケアれん・・・空間を超エテ江戸ニイケルヨ・・・」
ア「———・・・どうしてですか?」
L2「ドウシテ・・・?ノア様ノ命令ダカラダヨ。イヤ・・・ドウダロウナ・・・ナンダカネ。気分がスゴクイインダ・・・」

そして、アクマはと魂は無事に救済された

ア「おやすみ」
由「アレン」
バ「ウォーカー」

これが・・・アレンが自身のイノセンスの本当の姿を手に入れた瞬間だった

記されたその名前は

由「神の道化・・・クラウン・クラウン・・・」

戦いが終わり、アレンはイノセンスの検査へ。
私は、心臓の検査をしに行った。麻酔をうたれ、眠りについた。その間なにがあったのか、私はなにも知らない。

     パチッ

ア「あ、おきました?由尹」
由「アレン!もう・・・大丈夫なの?」
ア「はいwあ、これ・・・新しい団服です。方舟の準備はできましたよ」
由「火と・・・・金と木は!?」
ア「先に・・・方舟の中に行っちゃいまして・・・」
由「そっか・・・じゃ、着替えたらすぐ行かないと;;;」
ア「はいww」

新しい団服は、動きやすく、軽かった。

ア「行きましょう」

アレンは、コムイさんと通話できる通信器を耳につけた
コムイさんの声が聞こえた

ア・由「行ってきます」
バ「ウォーカー・・・澤羅必ず・・・帰って来いよ・・・・・・!!」

みんなに手を振りながら
私達は方舟の中へ、足を進めた。