二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.30 )
日時: 2012/02/16 16:51
名前: 快李 (ID: LV1xpENB)

        第11夜 -願い-


由尹said

由「ううん・・・」

  由尹が今更目覚める

由「!!アレン!?お兄ちゃ・・・」
卦「・・・」
由「!マテールの亡霊・・。あっちが人形だったんだ・・・」
ア「事情があるなら、教えてください。可愛い子相手に、闘いはしませんよ」
由「・・・アレン・・・・・・」
卦「・・っ・・・・」
由「お兄ちゃん・・・」

あれを抑えるので精一杯?でももしAKUMAが来たら・・・

ラ「グゾルは・・もうすぐ死んでしまうの。それまで私を彼から離さないで。この心臓は貴方達にあげていいから!!」

ララ・・・優しいんだな・・グゾルの為に歌ってあげられる
                   それなのに私は・・・お兄ちゃんに・・・・

ララが、マテールの街について。グゾルとの出会い。全てを話す。(省略w)

ラ「マテールの街から滅んでから、人形の私を受け入れてくれたのはグゾルだけだもの。」
由「私たちにはいなかったよ・・・受け入れてくれる人なんて・・・」
卦「ララ。歌うなら早くやってくれないかな・・・こっちは時間が限られてるから・・」
ア「時間?任務に期限ありましたっけ?(本当に卦尹、性格が変わる・・・」
由「違うよ。お兄ちゃんの時間。なるべく早くしたいの・・」
神「駄目だ。その老人が死ぬまで待てだと!?」
ア「神田・・・?」
神「いつまたAKUMAが来るか分からないんだぞ!」

神田・・・私もそうしたい。それでも・・ララとグゾルの願いを叶えてあげようよ・・・

神「俺達は何の為にここに来た!今すぐその人形の心臓を取れ!」

  神田が息を切っている。今のを言うだけで精一杯だったのだろう

由「神田。アレンにそう言ったら、取ると思う?」
ア「取れません。ゴメン。ボクは取りたくない」

 神田がアレンの団服をアレンの元へ投げる

神「そのコートは、ケガ人の枕にするもんじゃねーんだよ!」
卦(コートは枕にでも防寒着でも防御能力にもなるぜ神田)
神「エクソシストが着るものだ!」
卦(着ようと思ったら、盗めば誰でも着れるぜ神田)

 神田が立って、アレンの元へ行く

由「神田!まだ歩いちゃ・・」
神「犠牲があるから救いがあんだよ。新人。」
ア「えっ」
ラ「お願い!奪わないで!」

 神田が六幻をララの方へ向ける

由「!神田!待ってよ!!」
卦「ハァ・・・っ・・(どんどん脈が上がってく・・早くしろもやし!」
グ「止めてくれ!」

グゾルは生きようとしてる。
ララの唄を聞くために。
何もできないの?
二人の願いを叶えられないの?
イノセンスのせいで
二人の願いは切り裂かれるの?
イノセンスがなかったら・・・
二人はこんな思いしなくてよかったの?
イノセンスは怖い。
憎い。
どうしてこんなに、人々を苦しめる?