二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.300 )
- 日時: 2012/06/06 18:11
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第九十九夜 -止める事は不可能-
said無し
卦「月?」
??「ハイ。我々は今日から兄妹でス」
卦「エクソシスト・・・ノア・・・月・・・太陽・・・星・・・惑星・・・」
ロ「千年公〜。一気に離したから混乱しちゃったよぉ?」
千「大丈夫ですよ。頭の良い卦尹くんなラ」
千年伯爵から聞かされた、月・太陽・星・惑星・エクソシスト・ノアの存在
卦「どうして俺はノアで・・・幸太と由尹はエクソシストなの??」
千「それが・・・運命だからでス」
卦「運命・・・」
ロ「今日から二人は敵同士なんだよぉ」
卦「・・・」
反抗したい。そう思っていた卦尹。でも、そんな事を言ったら殺されてしまう。そう恐れ、卦尹は黙ったままうなずいた。
卦「じゃあ・・・由尹が待ってるから」
そう言って卦尹は帰っていった
ロ「・・・月と太陽を目覚めさせる材料は・・・互いを嫌う言葉・思いと''お前なんて死んでしまえ''だったよね?」
千「はい。よくやってくれましたネ」
由「お兄ちゃん!!」
卦「由尹!」
由尹は泣きながら、卦尹の胸に顔を埋めた。もう二度と離れたくないという思いか、卦尹の服を握りながら
由「お母さんとお父さんが・・・」
卦「・・・」
両親の死体はなかった。あったのは、両親が着ていた服だけだった
卦「由尹・・・」
今度は卦尹が由尹を握り締めた。由尹の'笛'がイノセンスだと知らされ、自分はノアだと知らされた
もう、二人の運命は既に切り離されていた
卦「ごめんな・・・ごめん・・・・・・」
この災いの元は卦尹だった。卦尹を探すため、ロードはアクマを使って村人を殺して回った
しばらくして、由尹は眠りについた。そんな由尹をおぶって、卦尹は歩き始めた。その行き先は——
卦「こんにちは!!」
??「あら?こんにちはwwどうしたの?」
卦「えっと・・・」
母の妹の家だった。結婚をしていて、婚約者は優しい人だった。そして、おばさんに、すべてのことを悟った
お「・・・そう。そんな事が・・・—。信じがたいけど、本当なのよね?」
卦「はい・・・。由尹はまだ知らないんです。だから・・・」
お「大丈夫よ。約束は守るわ」
卦「・・・お願いします」
それから夜。卦尹が目を覚ますと、由尹はいなかった。部屋中探しても見つからず、外へ飛び出した。見ると、千年公と由尹が一緒にいた。
そして、妙な人間に似た機械2つも
由「ママ・・・・・・・・パパアアアアアアアアアアアアアアア!!」
卦「あれって確か・・・アクマに・・・そんな・・・由尹!!!」
卦尹は、ロードからアクマの作り方を教わった。あれが・・・アクマの作り方なんだ。
そして、由尹は自らの両親をアクマにした。