二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.31 )
- 日時: 2012/02/16 16:55
- 名前: 快李 (ID: LV1xpENB)
第12夜 -新しい武器-
由尹said
ア「じゃあ・・・ボクがなりますよ。」
神「ハァ?」
アレンが神田の前に立つ
ア「ボクが、この二人の犠牲になればいいんですか」
・・・アレン・・・・・・
ア「二人はただ、自分達が望む最後を迎えたがってるだけなんです。
それまで、この人形からイノセンスは取りません。ボクがAKUMAを破壊すれば問題ないでしょう!?」
アレンは優しい。こんな優しい人、見たことない
ア「犠牲ばかりで勝つ戦争なんて、虚しいだけですよ!」
卦「・・・」
教団には、優しい人ばかりいる。ここに来てよかっ....!?
神田がアレンをグーで殴る。
卦「もy・・・アレン!(あぶね...」
由「アレン!!」
ドサッ
同時に神田も倒れる
卦「!!」
由「神田!二人共まだ動かないで!傷口が・・」
卦「由尹。何を言おうが、二人の思いは変わらないよ。」
由「・・・でも!」
ト「神田殿!ウォーカー殿!!」
神「とんだ甘さだな。可哀想なら、他人の為に自分を・・・」
違う・・・違う
由「違うよ神田!!アレンは....」
ア「いいんですよ。由尹」
由「アレン・・・」
卦(ヤバイ・・・もう・・限界・・・・・)
神「テメエに大事な物はないのかよ!」
由「!」
ア「大事な物は・・・昔なくした。」
由「アレン・・・?」
同じだ
アレンと
私たちも
大切なものを
とうの昔になくした
卦「・・・大事な・・・物・・・」
ア「可哀想とか・・・そんな綺麗な理由、あんまもってないよ。自分がただ、そういうトコ見たくないだけ。」
・・・
これ以上言われたら
アレン側に付きたくなる
本当はお兄ちゃんを優先したい
でも・・
卦「いいよ。由尹」
由「え?」
お兄ちゃんが、心を読んだように答えてきた
卦「俺は大丈夫。由尹の好きなようにやりな」
由「・・・でも! !?」
ララ・グゾルのお腹を何かが突き抜ける
神・ア「!?」
ラ「グゾ・・・・ル・・・」
アレンが手をのばす。でも、届かなかった
由「グゾル!ララ!」
神「奴だ!」
ア・神「!?あれは・・・」
卦「イノ・・・センス・・・・!」
取られた・・・・AKUMAに・・・ララの・・ララの!!!
L2「ヒヒヒ イノセンスもーらい!」
ア「あっ!」
グ「ラ・・・ラ・・・・・ララ・・・・」
グゾルがララに向かって手を伸ばす
でも、ララが起きる事はない
L2「ほう。これがイノセンスか」
ザッ ザッ ザッ ザッ
L2「ん?」
由「アレン!?」
腕が・・・アレンの腕が・・・・・
卦「新しい武器・・・」
ア「返せ・・そのイノセンス・・・返せ!!」
違う
いつものアレンじゃない
すごい殺気
新しい武器?
アレン・・・——!!