二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.33 )
- 日時: 2012/02/16 17:04
- 名前: 快李 (ID: LV1xpENB)
第14夜 -秘密-
アレンsaid
ララの歌声が、都中に響きわたる。綺麗な歌声だ
日が登っても。日が落ちても。
アレンはずっと聴き続けている
神「何寝てやがんだ。ちゃんと見張ってろ」
ア「あれ・・・傷は?」
神「俺は治るの速いんだ」
ア「どう見ても、全治五ヶ月は・・・」
神「うるせぇ。さっき、教団と連絡が取れた。コムイからの司令だ
俺はこのまま次の任務に行く。お前はこのまま本部にイノセンスを届けろ」
ア「わかりました」
神「?お前・・・傷はどうしたんだ」
ア「言えません」
神「・・・辛いなら止めてくればいい。あれはもうララじゃない..」
由「アレ〜ン!」
手を大きく振りながら、由尹が向かってくる
相変わらず元気ですね。由尹は
ア「二人の約束なんですよ。ララを止めるのは、グゾルさんじゃなきゃダメなんです」
由(・・・ヤバイ時に来ちゃった|||)
神「甘いなお前は。俺達エクソシストは破壊者だ。救世主じゃないんだぜ」
由「!」
ア「分かってますよ。でもボクは・・・ !?」
由「!止まった・・・」
グゾルが死んで、三日目の夜、ララが止まった。
ラ「ありがとう。壊れるまで歌わせてくれて。これで約束が守れたわ」
・・・・
神「どうした?」
ア「神田。それでもボクは、誰かを救える破壊者になりたいです」
由「アレン・・・」
教団に帰る汽車の中
ト「まだ当分出発は無理のようです。」
ア「はい。」
卦「・・・」
由「お兄ちゃん・・・」
そうだ。聞きたいことが山ほど・・
ア「由尹。卦尹について、色々聞きたい事が—」
由「・・・ゴメンアレン。お兄ちゃんの許可貰わないと・・・」
ア「そうですか・・・」
由「お兄ちゃん・・・歩ける?」
卦「大丈夫」
ア「休みますか?僕たちの事は気にしなくても・・・」
ト「私も問題ありませんよ」
卦「先に行ってていいよ。迷惑だろ」
ア「平気ですよ」
卦尹は、由尹の前だと優しいんですね・・・
本部はホームだってリナリーは言ったのに、誰もおかえりすら言わないなんて・・・
ア「あのー・・リナリー」
リ「何?」
ア「何って・・・これ、回収したイノセンスなんですけど・・・」
リ「あぁ・・・ヘブラスカの元へ持っていったら、保護してくれるわよ」
ア「・・・」
コンコン
コ「はい?」
ガチャ
卦「・・・」
コ「どうしたんだい?卦尹くん」
卦「お願いがあんだけど」
コ「何だい?」
コ「・・・わかった。でも、理由が言えるようになったら、すぐに言ってね。」
卦「由尹には言うなよ?」
コ「わかってるって」
卦「・・・(コイツはあまり信用出来ない
・・・・ゴメンな由尹。でも、あまりお前と一緒にいない方がいい)」