二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.45 )
日時: 2012/02/18 13:16
名前: 快李 (ID: LV1xpENB)

        第23夜 -少女-


??said

   兎—鳥—犬—猫—

 平和な街だ。戦争もない、幸運の街—

??「〜♪〜〜♪」

  綺麗な漆黒の髪をした少女は、色々な野菜を収穫している

??「お母さん!取ってきたよ!」
母「あらあらこんなに沢山」
父「いつもありがとうね」

 ニッコリ笑う少女

??「池で遊んでくる!」
母「気を付けるのよ?」
??「は〜い!行ってきます!」

笑いながら、父母に手を振って、池に向かう

         バシャバシャ

 足を水の中に入れて、足を上げたり下げたりを繰り返す

??「キャハハw・・・・わぁ!」

 手を滑らせ、湖の中に入ってしまう

??「ゴボボ...ボ.」

誰か・・—!お母さん・・・おとう—

 グイッ

  手を一生懸命伸ばしていたおかげか、誰かが手をとってくれた

??「大丈夫?」
??「お兄ちゃん!・・・と・・・」
ロ「ボクはロード・キャメロット」
??「ロー・・・ド・・」
兄「母さん達に見つかったら怒られるよ 早く日なたに行こう」
??「うん!」

  お兄ちゃんやロードが来てくれなかったらどうなっていただろう
     小さな可愛い少女は、そんな事は考えていない。むしろ、考えることができない

??「いい匂い〜」
兄「だろ?」
ロ「ボクのお気に入りの場所なんだぁ」

 辺り一面に、バラの花が咲いている

??「バラって綺麗だね!」
兄「・・・うん」

お兄ちゃんと手をつないで、少しだけバラを眺めてたつもりだったけど、いつのまにか時計の針が3時をさしていた

兄「おやつの時間だよ・・・ロード・・a——」


    パチッ

由「お兄ちゃん・・・?」
卦「起きた?」

私が眠っている間,どれくらいの時が過ぎたのだろう
  卦尹が由尹を起こさなかったのは、とてもいい顔で寝てたからだ

由「—!!」

信じられない・・・アレン!?

 卦尹が由尹を起こさなかったもう一つの理由
     この風景を見せたくなかったからだったのだ

アレンの・・・左眼に・・・

  ロードの尖った蝋燭が刺さっている

ロ「あはははっはは!」
由「ロード・・・・あの時の・・」
卦「・・・」

     時を遡ること二時間前——

ミ「はーい いらっしゃいいらっしゃ〜い」

アレンは、大きなボールに片足で乗ってる上、カボチャ頭もかぶり、おてだまをしてる
私?私は子供が喜ぶトランプマジック♪
ミランダさんはチケットをみんなに配布してます

え?サーカス団の宣伝してるんですよ

??「ごくろーさんごくろーさん!休憩してもいいよ!」

  裏に回ると、団長に呼び出された

??「ヌッハッハハッハ いいよ君達。チケットの売れ行きも好調だ」

思ったけどこのおじさんの鼻・・細長い

??「売上よかったら、正社員にしてあげるよ」
ミ「本当ですか!?」
??「ああ」

団長はサーカスの中へ入っていったw

よかったねミランダさん