二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.64 )
日時: 2012/02/22 16:06
名前: 快李 (ID: LV1xpENB)

        第28夜 -秘密-

コムイsaid


由「コムイさん・・・」
コ「?」
由「何か知ってるでしょ?教えて・・」

由尹ちゃん・・・

コ「ゴメン。卦尹君に言わr—」
由「知ってるんだね・・。教えて!」

・・・
卦尹くん
これ以上は—

リ「兄さん。これが由尹の為なら・・・私からもお願い!」
ア「ボクも!」
コ「・・・」

卦尹くん
ごめんね
約束・・・
守れないよ

コ「わかった。でも・・由尹ちゃんの事については話さないよ。卦尹くんの事だけなら・・・」
由「それでもいいの。ありがとう・・・コムイさん」
コ「じゃあ・・・言う—」
??「面白そうさ〜その話」
全「!」
コ「ラビくん!」
リ「ラビ!」

  卦尹が来る前に、一度ここに来ていた赤髪で、眼帯をつけた青年ラビ

ラ「俺も混ぜろさ〜」
ア「いいですよ」
コ「・・・まず、卦尹くんが怪我を移植できるのは知ってるね?」

 みんなが一斉にうなずいた

コ「あれはブックマンに聞いたものの、分からないそうなんだ」

 ブックマン。歴史に乗らない裏歴史を記録する者の事

リ「ブックマンでもわからないなんて・・」
コ「他の人から受けた傷は自分に移植出来、それとは反対に・・自分の傷を相手に移植する事も可能だ」
由「・・・」
ア「変な能力ですね・・」
コ「卦尹くんがこの能力に気づいたのは・・・母親・父親・・・両親が亡くなる直前らしい」
全「!」
由「嘘!お母さんもお父さんも・・まだ生きて—」
コ「君の両親は亡くなってるよ。君の見てきた物は・・全て卦尹くんが見せた幻覚だ」
全「!?」
由「嘘だよ!そんなの!お母さんは—それに・・・お兄ちゃんが見せた幻覚って・・・」

・・・
本当の事を知るのは
とても勇気がいることなんだ

リ「由尹・・・」
コ「それについては・・・卦尹くんからも聞いてない。まだ誰にも言えないらしいんだ」
由「そっか・・・」
ア「それで・・・他には?」
コ「・・・卦尹くんの性格は—」
由・ア「知ってます」
リ「え?」
コ「リナリーは知らないようだから、言わせてもらうよ
     卦尹くんは、由尹ちゃんを守る為に性格を変えてるだけなんだ
   本当は、神田君みたいな性格なんだ」
リ「そうだったんだ・・・」
コ「意味は教えてくれなかったけど・・・ボクが知ってるのはこれで最後だよ」
全「?」

ごめんね
卦尹くん・・・

コ「                   卦尹くんは月
                   由尹ちゃんは太陽なんだ         」